米PacketVideo，複数のワイヤレス・マルチメディア・ベンダー間の運用実験に成功

【国内記事】

2001年12月4日更新

　米PacketVideoは12月3日，「Wireless Multimedia Forum」が主催する，複数のワイヤレス・マルチメディア配信ベンダー間の技術的な相互運用性検証プログラムに参加，検証が成功したと発表した。これにより，パケットビデオの標準規格に準拠したPVPlatformが，すべての参加企業と相互運用性があり，WMFの規格にも適合していることが検証されたことになる。

　Wireless Multimedia Forumは，相互運用可能な製品の発展を促進する国際的なフォーラム。6カ月で5つのステージからなる検証プログラムが準備され，「WMF Recommended Technical Framework Document 」(RTFD) に記載された規格に基づいて，各ベンダーが相互作業を行うことができる。

　PacketVideoは，3GPP，3GPP2，MPEG-4，WAP，IETFをはじめとする国際標準団体および技術フォーラムの標準および規格に準拠した，ワイヤレス・マルチメディアを可能にするキャリアグレードのインフラを提供する企業。NTTドコモやPhilips，Hantroが実施した個別の相互運用性検証にも参加，標準規格に準拠した製品開発を行っている。

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