写真で見る“GPSケータイ”「C3001H」KDDIの次世代サービス対応端末。先陣を飾る一方の雄は,ストレートタイプの日立製端末。GPSだけではなく,各所の機能が向上した総合力の高い端末だ。
KDDIが12月に投入した“GPSケータイ”の第1弾,「C3001H」は,単にGPS機能(eznavigation)やJava機能(ezplus),WAP2.0対応ブラウザを搭載しただけではない。
日立製ならではの機能がさらに洗練C3001Hの製造元は日立製作所。cdmaOne初期の頃からストレートタイプにこだわって端末を作ってきた。また,cdmaOne端末の中で,最新機能にいち早く対応してきたという実績もある。「C201H」はcdmaOne開始当時唯一のEZアクセス対応機,「C302H」ではパケット通信にも対応。EZweb@mail対応の4xxシリーズ「C407」では他機種の後塵をを拝したが,「C451H」はau初のJava対応機種として登場した(7月23日の記事参照)。 それから約半年。KDDIが満を持して次世代サービス対応端末として投入,最初に市場に並んだのが,今回の「C3001H」だ(11月12日の記事参照)。 KDDIの次世代サービスの特徴を簡単におさらいし,C3001Hならではの機能をまとめておこう。
各機能は大幅に拡張端末の型番が3ケタから4ケタに変わっただけのことはあって,C3001Hは各所の機能が洗練され,使いやすくなっている。 ブラウザはcHTMLで書かれたiモード向けサイトも表示可能に。「お気に入り」は本体内に保存され,「画面メモ」機能も装備されるなど,iモードのブラウザを意識した作りになっている。
メールソフトも新しくなり,高機能なEZweb@mailシステムはそのままにインタフェースが改善された。 日立製端末ならではの「気くばりスイッチ」「気くばりセンサー」「だれかな着信」も健在だ(5月15日の記事参照)。気くばりスイッチは,状況に応じて着信音やバイブレータ,伝言メモの設定を簡単に変えられる側面のスライドスイッチ。直感的かつ簡単にマナーモードなどを設定できる。聞くばりセンサーは,着信時にポケットから出すと,光を関知して自動的に音量を下げるといった機能を持っている。欲をいえば,「F211i」や「C413S」などが備えているスライドスイッチによるロック機能も欲しかったところだ。
ディスプレイは4096色表示の半透過型TFD液晶を採用。折りたたみ型に比べると大きさこそ小さめだが,C413Sなどと比べると一回り大きい。解像度も120×162ピクセルと高く,メールやWebの閲覧でハンデを感じることはない。文字サイズもEメール,Cメール,Webごとに大小2段階を選択できる。
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