実機撮影──ツインイルミネーションの「N211i」

大きくて鮮やかに光る“N”の背面液晶は,さらに進化。2色に輝くツインイルミネーションになった。N211iの実機を写真で見ていこう。

【国内記事】 2001年12月12日更新

 NTTドコモが12月12日から発売した「N211i」は,211iシリーズ3機種目。初の折りたたみ型だ。


211iシリーズ初の折りたたみ型,N211i。撮影したのはディープマリン

 実売価格は,都内の量販店で2万2000円程度(新規)。「今日中に購入しないと売り切れるかもしれない」(量販店店員)と言うように,人気の端末になりそうだ。

 ドコモは特にアピールしていないが,シティフォンなどで使われる1.5GHz帯の電波と通常の800MHz帯の電波の両方に対応したデュアルモード端末でもある。ただし電波は混み具合などに応じて自動的に選択され,ユーザーは自分で選ぶこともどちらの電波が使われているのか知ることもできない。

 211iシリーズはiアプリこそ動作しないものの,ブラウザはSSLに対応し,大きなカラー液晶を備える。「N211i」のハードウェア的な特徴は,ちょうつがい部分に設けられたアンテナと,背面液晶の中央と周囲が別々の色に光るツインイルミネーションだ。


アンテナはちょうつがい部分に。2段式のアンテナなのは従来と同じだ。N210iと比べると2ミリほど厚くなったが,角はカットされており,握りやすい


開いたところ。4096色の半透過型STN液晶は,美しいが反応速度はいまひとつだ。文字を入力していても,ワンテンポ遅れて表示される印象を受ける


NECならではの側面ボタンも健在


ダイヤルキーは,N503iSなどに比べてキーストロークが深い感じだ。アンテナをちょうつがい部分に移したため持った時のバランスもよく,入力しやすい


iモード端末の中でも小さい「SO210i」と並べてみた


N503iSと並べてみた。N211iの幅の狭さが分かる


これが話題のツインイルミネーション。中央の液晶部分だけでなく,その周囲も青く光る

 N211iでは,内蔵ソフトウェアもバージョンアップ。改善が期待されていたかな漢字変換はN211iオリジナルの「AI辞書」搭載により,変換精度が向上。一度に変換可能な文字数も20文字までアップした。

 メールのフォルダ分けは自動振り分けもサポート。フォルダの一括削除や未読メールの削除も可能なため,「迷惑メールもひとまとめに削除できる」(NEC)


N211iのもうひとつのウリである,内蔵されたディズニーキャラクター。左は待ち受け画面,右は内蔵のゲーム。下は「時報機能」を設定したときにイルミネーションウィンドウに現れるキャラクターだ


メールの文字サイズが3段階に変えられるのも特徴。従来の通常表示/縮小表示に加えて,16ドットフォントを使った大きな文字サイズも選択できるようになった

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▼ NEC

[斎藤健二,ITmedia]

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