B.L.T.，PDAにプッシュ機能を追加，実証実験を検討

【国内記事】

2001年12月19日更新

　Bluetoothによるホットスポットサービスの実証実験を行っているB.L.T.プロジェクトは，PDAにプッシュ機能を追加したことを発表した。

　プッシュ機能が追加されることで，PDAユーザーが，Bluetooth Local Infotainment Pointのサービスエリア内に入ると，自動的にローカルメニューが表示され，ローカル・コンテンツにアクセスすることが可能となる。

　プッシュ機能の追加は，クレスコの技術協力のもと，アイ・オー・データ機器が開発したBluetooth CFカードをPocket PCに差し込むことで実現される。同社のCFカードにはBluetooth無線技術のチップが導入され，エリクソンのBluetooth Local Infotainment Pointからプッシュされた情報をPocket PCに受信可能にするソフトウェアをバンドルしている。

　B.L.T.プロジェクトでは，プッシュ機能を追加したサービスを提供する実証実験の場所・期日を現在検討中。Bluetoothカードの発売時期・価格などは現在のところ未定であるという。

関連記事
Bluetoothの適材適所を探すための実験──「B.L.T.」の現状と今後
Bluetooth実証実験プロジェクト「B.L.T.」サービス開始 - 「MARUNOUCHI CAFE」潜入レポート
カフェでBluetooth接続，B.L.T.実験がスタート
Bluetoothを使ったホットスポットサービス開始
JR西日本とBluetoothの実証実験を行っているB.L.T.プロジェクトは，山陽新幹線「ひかりレールスター」車内でBluetoothの実証実験を開始すると発表した。

関連リンク
アイ・オー・データ機器
クレスコ
「B.L.T.」プロジェクト

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

---