GENIO e専用Bluetooth SDカードでできること東芝は12月20日より「GENIO e」専用Bluetooth SDカードを発売した。このカードで実現できることは?
東芝は12月20日より,同社のPocket PC「GENIO e」専用のBluetooth SDカードの販売を開始した。このカードによって一体何が実現できるのかを東芝に聞いた。
Bluetooth SDカードの仕様と実現できることこのカードは,Bluetooth Ver.1.1に準拠。プロファイルとしては,PCなどとシリアルポート接続してデータの送受信を可能とする「Serical Port Profile (V1.1) 」,またモデムなどと接続し,ダイヤルアップネットワークの接続を実現する「Dial-up Networking Profile (V1.1) 」をサポートする。
このカードを利用することで実現できることは以下の通りだ。 まず,Bluetoothに対応した携帯電話との間で無線によるインターネット接続が可能となる。bluetoothの仕様上はワイヤレス通信の到達距離は,見通し約10メートルとなっており,IrDA通信と違って遮蔽物の影響を受けないので,携帯電話を鞄の中に入れたまま,ワイヤレスでインターネットに接続できる。 東芝広報によれば,12月21日現在,対応している携帯電話はauのソニー製携帯電話「C413S」 (6月13日の記事参照) とNTTドコモのシャープ製PHS「パルディオ633S」 (11月28日の記事参照) の2機種だ。 また,Bluetooth SDカードを挿したGENIO e同士でチャットすることが可能だ。チャットソフトはオリジナルのソフトが同梱されるわけではなく,「Pocket PC 2002に搭載されている『MSN Messenger』を利用して行える」 (東芝広報) 。また,製品に付属する東芝製のアプリをインストールすれば,簡単なチャットを「GENIO e 550」「GENIO e 550X」でも行えるという。 ほかにもBluetooth接続可能なPCやモデム,Bluetooth ワイヤレスモデムステーションとのワイヤレス通信が可能。「東芝製Bluetooth PCカード (Bluetooth 1.1準拠) をPC側に挿すことで,ActiveSyncでつながる予定表,電話帳,メールなどの同期をワイヤレスで行える」 (東芝広報) 。
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