ケータイがゲーム機に──auの「ezplusコントローラ」をハメてみました携帯電話がゲーム機になる。auの「ezplus」を装着すれば,「GAMEBOY」も真っ青の超小型本格派ゲーム機の完成だ。
「ezplusコントローラ」を手に入れた。家庭用ゲーム機のコントローラそのままのデザインで,auの携帯電話(ezplus対応機種で使用可能。C451Hを除く)に装着すれば,「GAMEBOY」も真っ青の携帯ゲーム機の完成である。
「ゲームをやりすぎてボタンがバカになった」というJavaゲームジャンキーも,「携帯電話のキー操作は苦手だ」というお父さんも,このコントローラがあれば大丈夫。見た目にも,GAMEBOYをピコピコやるよりずっとスマート(?)なのだ。
やっぱりシューティングでしょ……さて,このezplusコントローラで何をするか? と聞かれたらやっぱりシューティングゲームしかない。だって,シミュレーションゲームをやるためにこんな大層な仕掛けは必要ないからだ。ディープにシューティングするところに,このコントローラの価値がある。 まずは,言わずと知れた往年の名作である「Galaxianmini」から。はっきりいって,携帯電話のキーでプレイするより,ハマる。操作感もバッチリ。レビューに使用した端末はカシオの「C452CA」だったが,これが,折り畳み式の大型液晶であれば,携帯電話でゲームしていることを忘れてしまうかもしれない。 では続いて,これまた懐かしい「SPACEINVADERS」にチャレンジ。さあゲームスタート……のはずが,何かおかしい。ミサイルが出ない……。十字キーで砲台を左右に移動させても,ミサイルが発射できないのだ。 むむ?? 説明書を読んでみる。すると,「ezplusによっては本製品にないキーを使用するものがあります。その場合はcdmaOne au電話のキーをご利用ください」とある。そのため,十字キーはezplusコントローラのものを,ミサイル発射には携帯電話の「9」ボタンを使うはめになってしまった。これじゃあんまり専用コントローラの意味がないな……。
auのホームページには,【ezplus対応おすすめコンテンツ】として,「Aa Racer」(カーレースゲーム),「電車でGO!」(シミュレーション),「TETRIS」(パズル)が挙げられている。たった3つだ。 いろいろダウンロードして試してみたところ,auのお奨め以外にも,「小魔界村」や「跳べ!ロックマン」は専用コントローラで遊ぶことができた(この2つのゲームは十字キーしか使わないため。十字キーは使えても,「決定」ボタンが認識されないゲームがあった)。 う〜ん。残念。せっかく,本格的なゲーム用コントローラまで作ったのに,対応ゲームがほとんどなかったら,宝の持ちぐされである。auには今後,ezplusコントローラを前提にゲームを開発することを推奨してもらいたいものだ。
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