ドコモ関西，車両監視機能と盗難見舞金制度をセットした車両位置検索サービス

【国内記事】

2002年1月16日更新

　NTTドコモ関西，矢崎総業，デイシス，三井住友海上火災保険は，乗用車の盗難に対応して車両位置検索サービス「ついせきi」を共同で開発した。矢崎総業が今春より発売を行う。

　同サービスでは，車両監視機能により，監視モードに設定された車両のドアが開閉される，バッテリとの回路が外される，駐車場所から車両が500メートル以上移動するなどの異常が発生した場合，ユーザーにメールで通知される。

　また，車両位置検索（追跡）機能では，盗難時には，ユーザー自らが，インターネットに接続したPCやiモード携帯電話（オプション）のディスプレイ上の地図画面で，車両の現在位置を検索・追跡できる。車が移動している場合も，進行方向と速度の把握が可能。装置の電源がカットされた場合も，バックアップ電源への自動切換え機能により約72時間は通信機能を維持できる。

　3年間の「盗難見舞金制度」が付帯されており，盗難に遭った場合に必要となるの費用に対して，矢崎総業よりユーザーに見舞金が支払われる。

　支払われる料金は，以下の費用となる。

• 車両位置検索のための通信料金
• 盗難車両が発見された場合の現車確認費用及び回収運搬費用
• 盗難車両が発見されなかった場合または盗難による機器破損の場合の違約金

　同サービスの価格は，車載機器レンタルの場合初期登録料が2万1000円，月額利用料が5800円＋検索料（30円×検索回数）。なお，車種により8000円から1万5000円の装置取付け料が必要。

関連リンク
NTTドコモ関西
矢崎総業
デイシス
三井住友海上火災保険

[ITmedia]

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