128Kbps対応のAir H"カード,発売初日から好調な滑り出しDDIポケットは1月25日,3月26日よりサービスを開始する128Kbpsのパケット通信に対応するPCカード型データ端末の販売を開始した。カードを購入することで試験サービスのモニターに応募できることもあり,初日から好調な売れ行きを見せている。
DDIポケットは,3月26日よりサービスを開始する128Kbpsのパケット通信に対応した本多エレクトロン製PCカード型データ端末「AH-G10」を1月25日より販売開始した。同日,128Kbpsパケット通信の試験サービスのモニター募集も開始された (1月17日の記事参照) 。 価格はオープンプライスとなっており,店頭での実売価格は1万2800円前後。同カードを購入したユーザーは,2月26日から一般ユーザー向けに実施される「つなぎ放題コース」のオプションサービス「オプション128」の試験サービスに応募できる。
「AH-G10」製品写真。アンテナは可動式 編集部では都内の大手量販店で「AH-G10」を購入。販売員によれば「20台入荷したが,販売初日となる本日の5時の時点で機種変更も含め10台前後売れた」と話しており,好調な滑り出しを見せているようだ。
試験サービスに応募するには「つなぎ放題コース」のオプションサービスとなる「オプション128」の試験サービス募集期間は,1月25日正午から2月17日22時まで。モニターの規模は1500人を予定,試験期間は2月26日から3月25日までとなる。 つなぎ放題サービスの月額料金は5800円 (年契時は4930円) で,「オプション128」の月額料金は3500円。モニターに当選した場合,試験期間中のオプション128の料金は不要。ただし,試験期間中,オプション128に対応するプロバイダがPRINのみとなるため,別途5円/分 (上限1500円/月) のインターネット接続料がかかる。 対応プロバイダは今後,「つなぎ放題に既に対応しているプロバイダを中心に増やしていく」 (DDIポケット広報) 。ただ,本サービス開始時にどれだけのプロバイダが対応するのかはまだ未定だ。 モニターへの応募はWebページから氏名,住所,AH-G10の電話番号,現在の利用環境,モニター当選時の利用環境などをフォームに入力して送信する。抽選結果は,2月22日以降通知される予定となっている。
AH-G10に対応していないOSであるにもかかわらず,モニター募集の利用予定OSの中にはLinuxやPalm OSも選択肢として入っている モニターの応募条件は,以下の通り。
DDIポケット広報は「どのくらいの応募が来るか予測できない」と話しているが,AirH"によるつなぎ放題のワイヤレス通信は,ノートPCやPDAのワイヤレス通信手段として定着しつつあり (1月10日の記事参照) ,試験サービスへの応募人数,本サービス導入後の契約者数ともに注目を集めそうだ。
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