DDIポケット,MVNOへのユーザー認証システム提供についてRSAセキュリティと提携DDIポケットとRASセキュリティがMVNOを対象としたユーザー認証システムの販売に関する提携を行った。これによりMVNOは,より安価にセキュリティシステムを導入できる。
DDIポケットとRSAセキュリティは,MVNO (用語参照) を対象とした,RSAセキュリティのユーザー認証システム「RSA SecurID」の販売について提携を行った。DDIポケットによれば「3月をめどに,MVNOがリーズナブルな価格で認証システムを導入可能になる予定」であるという。 MVNOは,第一種通信事業を行う携帯電話会社から,その通信設備を一部借り受けてサービスを提供する方式,および事業会社。現在DDIポケットが大口利用者向けのデータ通信サービスを提供しており,日本通信,京セラコミュニケーションシステムズがMVNOとして事業を展開している。 今回の提携は,法人向けサービスがメインとなっているMVNOに向けて,ユーザー認証システムを導入しやすくするための施策であるとDDIポケットは話している。「企業ユースの場合,ユーザー認証が重要となるが,単独で導入するとコストが高くなってしまう。今回の提携により,MVNOが参入しやすいようバックアップを行う」 (DDIポケット) 今回の提携で具体的に決まっているのはMVNOや,今後MVNOに参入する企業に対し,RASセキュリティが,単独でシステムを導入するより大幅に安い価格で「RSA SecurID」を提供するということ。提供価格は「具体的な料金にはRSAセキュリティが決めるのではっきりとは言えないが,大幅に安くなることは確実」 (DDIポケット広報) RSAセキュリティとの提携を決めた理由については「日本および世界でナンバーワンのシェアを持つセキュリティシステムであるため」 (DDIポケット) 。RSA SecurIDは,ワンタイムパスワードのセキュリティシステムとして有名で,パスワード入力同様のシンプルな操作性でありながら,より高度なセキュリティを実現している。導入コストも比較的安価なことから高いシェアを持っているという。
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