Mobile：写真で見る「SO211i」──メール機能もアップ（1/2）

ソニー・エリクソン製の「SO211i」は，コンパクトなボディを持った最新端末。背面液晶などは付いていないが，メールを中心に機能強化が図られた。

【国内記事】

2002年2月5日更新

　ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のNTTドコモ端末「SO211i」が2月6日から発売される（2月4日の記事参照）。ドコモの折りたたみ端末で最軽量を誇った「SO210i」の後継機は，どこが変わったのか。写真で見ていこう。

　コンパクトさがウリの1つだったSO210iと同じく，SO211iも小型軽量。高機能化が進むなか，大きく重くなっていく端末が多いが，重さは100グラムを切り，見た目も小さい。

　今回紹介するのはイリュージョンピンクのボディだ。ピンク色をベースとしながら，光の当たり方で別の色が浮かび上がるよう塗装されている。

SO210i（右）と並べてみた。液晶背面にあるマークの最上部が着信ランプ。その下は着信メロディのスピーカーだ

　着信メロディは24和音で，ソニー製ドコモ端末共通。以下の楽曲があらかじめ登録されている。

サルゲッチュのうたおもちゃの交響曲第1楽章「四季」より秋第1楽章アヴェマリアアイーダより凱旋行進曲 Jazz Night Techno City Precious Memories Futurescape Freeway

高さで2ミリ，厚さで2ミリ増えているが，逆に幅は2ミリ減ってスリムになった。重さは10グラムほど増している

液晶サイズの変更はなく，約1.74インチのSTN液晶。発色数は，256色から4096色に

ダイヤルキーの配置は変わっていないが，ストローク感は増した。また，SO210iはジョグダイヤル部がへこんでいたが，SO211iでは盛り上がっている

SO210iでは，端子が側面に付いているのが特徴だったが（2001年8月の記事参照），SO211iでは通常の端末と同じ下部に変更された。カバーのゴムは盛り上がっており，丸みのあるデザインになっている

ストラップ用の穴は中央部に配置されている。ちなみに電池容量は730mAhと大容量。現行のPDC端末の中では最大級でFOMA端末にも迫る容量だ。それに伴って，連続待ち受け時間もSO210iの230時間から350時間に増加している

細かなコダワリがあるのがアンテナ部。金属製の2段階に伸びるものだが，ご覧の通り，伸びきると外側に傾いて止まるようになっている。通話時に，アンテナを頭と離すことで，感度がアップする仕組みだ

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[九条誠二，ITmedia]

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