携帯電話出荷数の落ち込み幅が拡大,7カ月連続のマイナス─JEITA新規加入者の頭打ち傾向,国内景気の低迷の影響で買い換え需要が減速」(JEITA)。移動体電話の12月国内出荷台数は7カ月連続のマイナスとなってしまった。
電子情報技術産業協会(JEITA)は2月13日,移動電話の国内出荷実績を発表した。国内出荷数量は311万6000台で,前年同月比で65.8%と落ち込み幅が拡大,7カ月連続のマイナス成長となった。
携帯・自動車電話の最近の出荷実績
携帯・自動車電話の12月国内出荷数量は296万1000台,前年比68.1%。JEITAでは低迷の理由を,前月と同じく「新規加入の頭打ち傾向,インターネット接続機能を備えた端末の需要一巡による買い換え需要の減速」と分析,新たに「国内景気の低迷などの影響」も理由として挙げている。第3世代機(3G)の出荷も,「増えつつあるものの全体の出荷数量を押し上げるに至っていないとし」前月から状況が変わっていないという見方だ。
公衆用PHSの最近の出荷実績
公衆用PHSの12月国内出荷数量は15万5000,前年比40.2%と大幅に減少,10カ月連続のマイナス。大幅減少の原因についてJEITAは「データ通信対応型を除き,新製品の発売が少なかったことと在庫調整で出荷が抑制されたこと」が影響したと分析している。
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