フレックス・ファーム,Java搭載携帯向けの汎用IMを開発携帯電話向けインスタントメッセンジャーが,また1つ発表された。Javaを利用することで,対応機種を限らない作りになっている。
フレックス・ファームは2月13日,Java搭載携帯電話上で動作するインスタントメッセンジャー「x-IM」(クロス・アイエム)を開発したと発表した。機種を限ることなく,Java対応の携帯電話であれば動作させられる。 また携帯電話間だけでなく,トランスポータと呼ばれるサーバソフトウェアを経由して,既存のパソコン版のインスタントメッセンジャーとメッセージをやりとりすることができるのが大きな特徴となっている。
相手の状態を随時確認してからメッセージを送信することが可能で,多人数で同時にメッセージをやりとりすこともできる。
Javaを使ったクライアントソフトは,10Kバイト,30Kバイト,50Kバイトの3バージョンが用意されている。キャリア別の区分けではなく,「利用者がどの程度まで機能を必要としているか」(フレックス・ファーム)によって使い分ける。現在のところ,iアプリ版とKDDI版が動作しているという。 プラットフォームとしてJavaを用いるため,メッセージをリアルタイムで送受信するには常時立ち上げている必要がある。しかし現状のiアプリなどでは,アプリケーションを起動している最中はWebブラウザやメール機能などを使うことができないのが課題。 30KバージョンではWebブラウザ機能を組み込むことで,メッセージの待ち受けを行いながら,Webの閲覧などもできるように開発している。50Kバージョンでは,PCなどで作成した手書きの画像をメッセージとして受信できる。
フレックス・ファームでは,x-IMをISP事業者などを中心に販売していく予定。今後,グループウェアやCRMソフトウェアなどと連携していく機能の開発を進めていくという。
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