Mobile：AirH"128Kの実力を徹底検証──複数のロケーションでチェック（1/6）

AirH"128Kbps試験サービスが開始された。幸い筆者もモニターの権利を得ていたので，ほぼ半日以上を掛けて複数の条件下でその実力を検証してみた。

【国内記事】

2002年2月26日更新

　抽選による1500名限定ながら，遂にAirH"128Kの試験サービスが開始された（1月17日の記事参照）。ベストエフォートサービスであるため，最も気になるのは実際の速度ではないだろうか。

　AirH"128Kでは最大4つの基地局と同時通信して最大128Kbpsという通信速度を実現する。このため，実際にどれだけのスループットを得られるかはロケーションに大きく左右される（2月25日の記事参照）。

　そこで今回は4つのロケーションにおいてスループットを検証した。それぞれのロケーションの持つ意味は個別に解説するが，それなりに意味を持つロケーションだ。

　また試験サービス中はISPとしてPRINしか利用できないため，PRINの混雑によってスループットが低下する可能性がある。そこでAirH"と同じ無線ネットワークを利用し，同時に128Kbps接続の日本通信のbモバイル（一般は3月26日から対応予定）も併用して検証に加えている。

　またAirH"対抗サービスといえる割引プラン「P-p@c」を提供開始したNTTドコモのPHSも，簡易ながら検証に加えた。専用端末が不要というメリットがあり，つなぎ放題サービスまでは不要というモバイラーには，こちらも興味があるはずだ（2月26日の記事参照）。

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[坪山博貴，ITmedia]

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