東芝，「GENIO e」のワイヤレスソリューションでDDIポケット，シーエフ・カンパニーと協業

【国内記事】

2002年3月5日更新

　東芝情報機器，DDIポケット，シーエフ・カンパニーの3社は3月5日，東芝Pocket PC「GENIO e」を活用したワイヤレスソリューションの提供について協業していくと発表した。

　3社の協業により，東芝のPocket PC「GENIO e」，CFカンパニー提供のLotus Notes/DominoやMicrosoft ExchangeグループウェアとのPIM連携，NotesデータベースやODBCデータベースサーバとのシンクロをリモートで行えるエクステンデット・システムズの「XTNDConnect Server」，DDIポケット提供の32Kbps（3月末からは128Kbpsサービス開始予定）のパケット通信を利用した定額制ワイヤレスデータ通信サービス「AirH"」を組合せた，PDAと企業内の各種のサーバとの連携を実現する「ワイヤレスソリューション」を提供する。

　これらのソリューションを利用することで，モバイル環境からのデータ通信コストを気にせず，イントラネット上で行われている業務が社外から行えるようになる。これらのソリューションは，Lotus Notes/DominoやMicrosoft Exchangeなどを使用中のユーザーを中心に，東芝情報機器が3月上旬より販売を開始する。

　利用端末価格は，1セット（「GENIO e」「AirH"カード」）あたり7万円から。また，システム価格は，50クライアントで150万円から，100クライアント260万円から，200クライアント500万円から（利用するシステム内容により変動）。

　通信料金は4930円/月･1回線（定額）。年間契約割引適用時の32Kパケット方式（つなぎ放題コース）月額基本使用料金となる。

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[ITmedia]

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