すべて折りたたみ&背面液晶──CDMA2000 1x端末をチェック(1/3)KDDIのCDMA2000 1x対応端末は基本スペックを大きく向上させている。背面液晶のほか,それぞれが独特の文字入力システムを装備。またメールの自動振り分けが可能になっているのも魅力的だ。
KDDIは4月1日から,第3世代携帯電話サービス「CDMA2000 1x」を開始する(3月11日の記事参照)。それに伴って,対応端末5機種が発表された。東芝製の「A3013T」のみ4月下旬。ほかの4機種は,4月1日発売の予定だ。 従来,KDDIの端末はC1000,C3000,C5000の3シリーズに分かれており,C1000はスタンダードモデル,C3000はGPSケータイ,C5000はムービーケータイという位置付けになっていた。 CDMA2000 1x対応端末は,頭の「C」が「A」に変わるだけで,機能面の区分は従来と変わらない。
すべて折りたたみ&背面液晶搭載auの“Aシリーズ”の特徴は,すべて折りたたみ型で背面液晶を搭載しているということ。「ストレートタイプをやらないというわけではない」(KDDI) またNTTドコモのFOMAなどと異なり,「第3世代でも,(現行機種と)ほぼ同じ大きさを踏襲」(KDDIの小野寺社長)している。価格面でも,現在のムービーケータイとほぼ同じだと話しており,第3世代だと意気込むことなく購入,利用できそうだ。 これまでEZweb@mailでは,メールの自動振り分けができる機種が極めて限られていたが,今回の5機種はすべてメールアドレスとドメインによる振り分けが可能になっている。 着信メロディには「A3012CA」「A1012K」が40和音を採用(2001年12月の記事参照)。「今後は40和音を中心としていく」とKDDIは説明している。 5機種をそれぞれ簡単に見ていこう。
au初のカメラ内蔵端末──「A3012CA」カシオ計算機製の「A3012CA」は,従来のタフネス携帯からイメージ一新。柔らかなデザインを持った折りたたみ型となった。 最大の特徴は35万画素(有効画素31万)のCMOSカメラを内蔵したことだ。7段階4倍ズーム機能を備え,セルフタイマー撮影も可能。フレームを表示しながら撮影でき,フレームやスタンプはカシオのサイト「CA'z CAFE」からダウンロードできる。撮影した画像は,業界最大の12.8Mバイトの本体メモリに保存できる。 撮影した画像にはeznavigationとの連動により,撮影した場所の位置情報を付けて保存できる。位置情報付き画像からはEZブラウザを通して簡単に地図表示が可能だ。 液晶はセイコーエプソン製の2インチMD-TFD液晶を採用。ハードウェア処理で26万色相当の表示を実現している(2001年4月の記事参照)。着信メロディは40和音で,文字入力システムには「ATOK for au」を採用。メールアドレスやドメインによるEメールの自動振り分けが可能となっている。 主な仕様は以下の通り。
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