コンパック,SDカードスロット搭載,Bluetooth内蔵の「iPAQ Pocket PC H3800」シリーズを発表コンパックはPocket PC 2002搭載の「iPAQ Pocket PC H3800」シリーズを発表した。新たにSDカードスロットを搭載,Ver 1.1準拠のBluetoothを内蔵している。バッテリーの持ち時間も14時間と強化された。
コンパック コンピュータは,Pocket PC 2002搭載の「iPAQ Pocket PC H3800」シリーズを発表した。Bluetooth内蔵モデル「H3870」と,Bluetoothなしモデル「H3850」が用意され,価格はオープンプライス。想定ダイレクトプラス価格は「H3870」が7万9800円,「H3850」が6万9800円。3月下旬頃より発売予定で,Bluetooth内蔵モデルは「若干発売が遅くなる」 (コンパック広報) H3800シリーズには,新たにSDカードスロットが搭載され,Ver 1.1準拠のBluetoothが内蔵される (BluetoothはH3870のみ) 。内蔵メモリも標準で64Mバイトとなり,従来機種のH3600シリーズに比べて拡張性が増している。
iPAQ Pocket PC H3800シリーズ製品写真。本体上部中央に備えられたSDカードスロット。左が電源ポート,右がスタイラス。本体正面上部の輝度センサーとマイクロフフォン横のLEDはBluetooth利用時に青く光る
ジャケットコンセプトの互換性を保つため基本形状を踏襲iPAQの大きな特徴は,ジャケットコンセプトにある。本体には最低限の機能を搭載し,ユーザーが必要な拡張機能はジャケットで補うという方向性だ。そのジャケットコンセプトの互換性を保つため,基本的な形状はH3600のものを踏襲している。そのため,H3600シリーズで利用していたジャケットをH3800シリーズで利用できる。 H3800シリーズ発売に伴い,CFカードスロット内蔵のBluetooth拡張パックや着脱可能なバッテリーとPCカードもしくはCFカードスロットを備えた拡張パック・プラス,拡張パック・プラスに取り付けるバッテリー (スリムと大容量の2タイプ) が発売される予定で,本体のさらなる拡張をサポートする。
Bluetooth内蔵,バッテリー持続時間も最大12時間から14時間へH3600シリーズからの主な変更点は,Bluetoothの内蔵,SDカードスロットの搭載,Pocket PC 2002の標準搭載など。スタイラスはボタン式からポップアップ式になった。ナビゲーションボタンは2つの同時押しが可能となり,ゲームなどの際に上と横のボタンを一緒に押すことで,斜め方向にカーソルを移動させられるようになった。この機能が活きるであろうセガの「Virtual Game Gear英語版」も同梱される。 Bluetoothは以下のプロファイルをサポート。Bluetooth内蔵モデル同士の名刺交換やファイル,スケジュールのやりとり,Bluetooth内蔵携帯電話によるワイヤレスインターネットアクセス,Bluetooth機能を備えたPCとのデータのやりとりや,ワイヤレスActiveSyncを行える。
SDカードはSD/IOには非対応でストレージとしてのみ利用できる。搭載されるPocket PC 2002は,2002年2月の時点で最新のOSが採用され,アップグレード版と全く同等のものではないという。「細かな改善が図られている」 (コンパック広報)
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