写真で見る1x端末──スタイリッシュな「A1012K」

京セラ製の「A1012K」の最大のポイントはアルミニウムを使ったスタイリッシュなボディだ。カメラやGPSなど目立った特殊機能こそないものの,内蔵ソフトウェアが使いやすくブラッシュアップされている点は見逃せない。

【国内記事】 2002年3月19日更新

 KDDIは4月1日,第3世代通信方式「CDMA2000 1x」の導入に伴い,対応端末4機種を一斉に投入する2月3日の記事参照。今回はそのうちの1機種,京セラ製の「cdmaOne A1012K」を写真で見ていこう。

クールなアルミニウムボディ

 A1012Kの最大の特徴は,実はそのボディかもしれない。液晶背面部はアルミニウムを採用。これまでの携帯電話にはなかった質感と塗装を実現している。

 今回試用したのはボディカラー「ライム」の端末だが,これがまた斬新な色。金色……ともまた異なり,独自の個性を醸し出している。

 薄さ,軽さもチェックポイントだ。折りたたみで背面液晶を採用しながら,約93グラム。厚さは最薄部で20ミリ,厚い部分でも23ミリとなっている。この23ミリは実際の厚さよりも薄く感じるデザインになっており,クールなアルミボディと伴ってスタイリッシュな印象を受ける。


開いて握るとその薄さを感じられる。重量バランスも程良い


アルミで作られた液晶背面部。光の当たり具合にもよるが,実物はもっと輝いて明るく見える


左側面。黒いボタンは背面液晶のバックライト点灯,および表示切り替えを行うもの。アンテナはヒンジ部にあり,2段階に伸びる


背面。CDMA2000 1xを表す「QUALCOMM 3G CDMA」の文字が書かれている。背面上部にあるのは着信メロディのスピーカー。音量は小さくはないが,最大音量では割れてしまうメロディも見受けられた。ちなみにツーカーの「TT21」用の40和音メロディをダウンロードしてみたところ,見事に演奏された。今回発表された1x端末5機種の中で,A1012KとA3012CAだけが40和音の着信メロディに対応する


背面液晶はヒンジ部近くに配置される。バックライトはオレンジ,赤,青から選べる


ダイヤルボタンも分かりやすい配置だ。Webやメールの閲覧,アドレス帳などでは*キー,#キーがそれぞれページ送りの機能を果たす。文字入力時のキー割り当ても練られた印象だ。メールボタンで文字種変更,Webアクセスボタンが改行,左下のメモボタンで大文字/小文字変換に。#ボタンは逆順で文字を表示できる

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[九条誠二,ITmedia]

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