J-フォン,「J-T51」「J-P51」を展示──ケータイ国際フォーラム(1/2)

京都で開催されている「ケータイ国際フォーラム」では,J-フォンのパケット対応新端末などが一般展示された。ドコモやKDDIもブースを構えるなど,146の企業・団体がケータイ関連の展示を行っている。

【国内記事】 2002年3月27日更新

 3月26日から京都で開催されている「ケータイ国際フォーラム」には,携帯各通信キャリアをはじめ,携帯関連メーカーなど145の企業や大学,研究機関が参加。展示会場のJ-フォンブースには,先日発表されたばかりのパケット対応端末「J-T51」「J-P51」が展示されている(3月18日の記事参照)。


松下製のJ-P51。「J-SH06」以来となるストレート型の写メール端末


背面に設置される10万画素のCCDカメラにはシャッターが付く。待ち受け状態からシャッターを開くと自動的にカメラが起動する


側面にはシャッターボタンも装備。横向きに構えるとちょうどコンパクトカメラのように撮影できる


東芝製のJ-T51。ラズベリーロッソはかなりビビッドな色遣いだ。一見したところ,ツーカーの「TT21」によく似ている(3月26日の記事参照


背面には松下製端末と同じく10万画素CCDカメラを備える。モノクロながらサブ液晶も装備。「J-T06」でお馴染みの外付けフラッシュは,薄型となって持ち運びしやすくなった

CCDカメラの性能はどうか?

 J-T51とJ-P51は,写メール端末初となるCCDカメラを搭載しているのも特徴の1つ。10万画素ながら,感度が高いCCDセンサを採用することで,暗部などの撮影にも強くなっているという。

 また,CMOSセンサを使ったJ-SH51やJ-SH08では本体を動かすと,CMOS特有の歪みが出たり,画像のブレがしばしば発生するが,CCDでは皆無。画素数こそ少ないものの,一般的なデジカメの感覚で撮影できる。さっそく会場で両機種の写メールを試してみた。


左はJ-P51,右はJ-T51。T51はフラッシュを焚いたためか,白く飛んでしまった。このあたりの判断は難しいかもしれない


J-P51には,4連写ながら連写機能も備える。けっこう早いペースで連写しているようだ。撮影した画像はアニメーションに加工することもできる。面白いのは「着信シャッター」という機能。説明員によると,この機能をオンにしておくと,端末に着信があったときにシャッターを切ることができるのだという。さまざまな応用が考えられる機能だ


J-T51の撮影モード設定。QCIFサイズ(144×176ピクセル)のほか,CIFサイズ(288×352ピクセル)の撮影にも対応しているようだ。また,撮影した画像には撮影日と位置情報を入れ込むこともできるという


こちらは参考のために撮影した,J-SH51(左)とJ-K51(右)の画像。説明員によると,画質の良さではCCDを使ったJ-P51とJ-T51がオススメ。J-SH51は32万画素であることが,J-K51は6連写が可能なことが特徴だという

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[斎藤健二,ITmedia]

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