ザウルス「MI-E25DC」の内蔵カメラ機能を試す

新しいザウルスはCMOS 31万画素のデジタルカメラが内蔵され,撮ったその場から写真を送ることが可能になった。写メール対応のJ-フォン端末に最適化された画像を送ることもできる。

【国内記事】 2002年4月1日更新

 新しいザウルスMI-E25DCは,携帯電話で人気が高いデジタルカメラ機能を内蔵したモデル。カメラは背面に備えられ,自分撮り用のミラーを備えている。


背面に搭載される有効画素数31万画素のCMOSセンサを使ったカメラ


デジタルカメラの撮影画面。中央のファインダーを見ながら明るさの調整や撮影モードを選択する


カメラの位置は微妙なところ。ザウルスをホールドする際にちょうど指がかかる位置にあるため,慣れないうちはファインダーに自分の指が映って驚くことも

 撮影した画像は初期の設定では「フォトメモリー方式」という独自フォーマットで本体内に記録される。このフォーマットをJPEGに変換してPCに移動するのには手間がかかるので,撮った画像をSDカードに記録するよう設定しておくのがお勧めだ。

 そうするとSDカード上にフォトメモリー方式でデータが保存されるので,フォトメモリーのメニュー画面から通信タブを選択,「読込/送出」の「PCデータに送出」を行えば,JPEGデータとして保存することができる。

3段階の解像度,3つの撮影モードに対応

 ザウルスのカメラ機能は,本体左に用意されたカメラボタンを長押しするか,ホームインデックス画面のカメラアイコンをタップすることで起動する。

 画質は大(480×640ピクセル),中(240×320ピクセル),小(120×160ピクセル)の3つから選択でき,それぞれファインとノーマルが選べる。設定はファインダー右下の設定から行う。


設定ボタンを押すと立ち上がる「デジタルカメラ設定」画面。撮影サイズのほか,画質や連写方式などもここで設定する


120×160ピクセルの画像をファインとノーマルで撮影。左がファインでデータ容量が5Kバイト,右がノーマルでデータ容量が2Kバイト

 撮影モードは,初期の設定は「自動」になっているが,タップすると「人物」「風景」「連写」への切り替えが可能。人物,風景モードは,それぞれの被写体に適した色味で撮影できる設定だ。

 ほかにも,プラスマイナス9段階の露出や2倍デジタルズームのオン・オフをデジタルカメラ画面で設定できる。なお,デジタルズームは480×640ピクセルでは利用できない。

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[後藤祥子,ITmedia]

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