ターゲットワン，携帯電話の個人認証でオートロックを実現するシステムを開発

【国内記事】

2002年4月11日更新

　携帯電話への2次元コード配信で個人認証サービスを提供するターゲットワンは，携帯電話と2次元コードの連携でマンションなどのオートロックを実現するセキュリティシステム「モバイルワンセキュリティシステム」を開発した。iモード，J-スカイ，EZwebなどインターネット接続が可能な携帯電話に対応している。

　モバイルワンセキュリティシステムは，暗証番号だけの認証ではなく，入居者に対応した1対1のコードと暗証番号の二重のセキュリティを実現している。個人認証については，携帯電話と2次元コードを活用した個人認証システム「Mobileone」を採用，全メーカーの全端末を認証できるという。オプションとして，コード認証が行われた際にカメラで入場者を動画撮影し，FOMAなどの第3世代携帯電話に送信することで遠隔監視を行うサービスも用意している。

　また，来訪者には事前に1回のみの利用が可能なコードを割り当てることで，誰がマンションに侵入したかを正確に把握できる。

　同社では今後，2次元コードだけでなく，赤外線やBluetooth，ICとの連携を図っていく予定。

　ターゲットワンでは，セキュリティシステムを7月をめどに製品化する予定。システム販売に当たってのパートナ企業を募集している。

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