NTTコム，5GHz/2.4GHzデュアルホットスポットサービスを5月開始

NTTコミュニケーションズは，無線LAN利用のインターネット接続サービス「ホットスポット」を5月から開始する。5GHz帯を利用したより高速なIEEE 802.11aも利用できる。

【国内記事】

2002年4月25日更新

　NTTコミュニケーションズは4月25日，無線LAN利用のインターネット接続サービス「ホットスポット」を5月から開始すると発表した。2.4GHz帯・11Mbpsサービスと5GHz帯・36Mbpsサービスをデュアル利用でき，利用ISPも選ばない点が特徴だ。月額利用料金は1600円。

　2001年7月から実施してきたホットスポット実験「Hi-FIBE」を終了。5月15日から商用サービスに移行する。 　既存のホットスポットサービスは2.4GHz帯を利用したIEEE 802.11b準拠の無線LANを利用しているが，新サービスでは5GHz帯を利用したより高速なIEEE 802.11aも利用できる点が大きな特徴。通信速度は2.4GHz帯が最大11Mbps，5GHz帯が最大36Mbps（それぞれベストエフォート）。

　またユーザーが加入しているISPを問わずに接続できるプロバイダフリーも特徴。企業向けにグローバルIPアドレスを提供，VPN利用ニーズに応える。

　当初は東京23区内の約200カ所をサービスエリアとし，本年度内に1000カ所程度に拡大する。またIEEE 802.11aサービスは当初は都内の一部に限られる。

　料金は月額1600円。申し込み手数料として1500円が必要。クレジットカード決済が原則。

　申し込みは専用Webサイトで5月8日から受け付ける。5月15〜31日までは「お試しキャンペーン」として申し込み手数料などが無料になる。

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