m130日本語版を利用する時に知っておきたいこと5月10日に発売されるコンシューマー向けカラーPalmデバイス「m130」日本語版。Macintoshで利用する際には注意すべき点がある。
ついに発売日が正式に決定したパーム コンピューティングのカラーPalmデバイス「m130」日本語版。WindowsおよびMacintoshに対応したデバイスだが,Macintoshで利用する際には注意すべき点がいくつかある。
同梱される「MGI PhotoSuite Mobile Edition」は利用できないm130には,デジカメなどで撮影した画像をPalmデバイス用に変換し,Palmデバイスで閲覧可能にするコンバータおよびビューワソフト「MGI PhotoSuite Mobile Edition」が付属する。 Macintosh版も付属CD-ROMに収録されているが,Macintosh側で画像をコンバートし,Palmデバイス側に送り込む機能に不具合があり利用できない。 パーム コンピューティングも,この不具合を認めており,「PhotoSuiteの開発元であるMGIのサイトに不具合が修正されたMacintosh版PhotoSuite Mobile Editionを公開する」という対策を講じている(時期は未定)。なお,不具合が生じているのはコンバータソフトのみで,Palmデバイス側で利用するビューワソフトについては問題なく動作する。 PhotoSuiteを利用せずに,Macintoshで画像を変換し,m130で閲覧する方法の一例として,Palm側に「FireViewer」という画像ビューワソフトを入れ,自分の画像データを「GraphicConverter (4.0.2以降) 」か「おまかせ♪炎のぴるごむふぁいやぁっ」でFireViewer形式に変換し,PalmデバイスにHotSyncするという手法が挙げられる。 ムービーデータの変換および閲覧についてはgenericmediaの「gMovie」 (Palmデバイス側に入れるビューワ) と「gMovie Maker-J」 (ムービーをgMovie形式に変換するソフト) を利用することで実現できる。
PalmDesktopのバージョンに注意m130日本語版に付属するMacintosh版PalmDesktopは,現在パーム コンピューティングのWebサイトで公開されているver.2.6.3とバージョン名は同じだが,HotSync マネージャやUSBドライバなど,一部の機能がバージョンアップされている。 これまでPalmDesktop 2.6.3をPIMソフトとして使っていたMacユーザーや,買い換えユーザーは,m130に付属するPalmDesktopを上書きインストールしないとUSB経由でのHotSyncができないので注意が必要だ。 m130日本語版付属のPalmDesktopで,バージョンアップが確認されたソフトの一覧は下記の通り。いずれも,オンラインで公開されているPalmDesktopではver.2.6.3となっているものがver.2.6.5になっている。
USB Palm機能拡張書類のバージョンが上がっているため,従来のPalmDesktopを利用してm130でHotSyncを開始しようとすると「USBドライバがない」というアラートが出てしまう。これはm130に付属するPalmDesktopを上書きインストールすることで解決する。 また,オンラインで公開されているPalmDesktop 2.6.3には「手書きメモ 1.0(手書きメモ閲覧ソフト)」と「手書きメモ コンジット(ver.1.0)」は付属していない。
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