Mobile:NEWS 2002年5月17日 08:35 PM 更新

東芝「GENIO e550G」のクロック周波数可変設定項目が明らかに

5月下旬より発売予定のXScaleベースのPocket PC「GENIO e550G」。用途に応じてクロック周波数の変更が可能となっているが、その設定モードの詳細が明らかになった

 5月下旬より発売予定の東芝製Pocket PC「GENIO e550G」(4月18日の記事参照)は、Intel製XScaleベースのPDA向けアプリケーションプロセッサ「PXA250」(2月12日の記事参照)の搭載が話題となっている。

 その新プロセッサの性能を生かすため、ユーザーが用途に応じてクロック周波数を変更できる設定項目が用意されているが、製品版では「200MHz」「400MHz」「オート」の3種から選択可能になることがこのほど明らかになった。


プロセッサ設定の画面

 このうち、オートモードは「利用するソフトウェアの負荷によって自動的に周波数が切り替わるため、設定のことを意識せずに最適な環境でGENIOを利用できる」(東芝広報)という。

 クロック切り替えの基準は「5秒間見てCPUの使用率が80%を超えると400MHzに切り替え、40%未満になると200MHzに切り替える」(東芝広報)というものだ。

ホーム画面は4種のカスタマイズが可能

 GENIO e550Gにはオリジナルのホーム画面が付属する。デフォルトでは、パーセンテージが表示されるバッテリー残量表示や各種設定にアクセスできるアイコンなどが用意されているが、さらなるカスタマイズも可能だという。


左上がオリジナルのホーム画面。タブや情報ウィンドウの有無によって4種類から選べる

 オリジナルホーム画面は「並列表示形式/情報ウィンドウ表示あり」「並列表示形式/情報ウィンドウ表示なし」「タブ表示形式/情報ウィンドウ表示あり」「タブ表示形式/情報ウィンドウ表示なし」の4種から選択でき、タブの追加や変更も行える。


GENIO e550Gの方向キーは付け替えが可能。製品には2種類のキーが付属する

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▼ GENIO eサイト

[後藤祥子, ITmedia]

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