京セラ、Javaを高速実行できるPDA「PocketCosmo」発表英TAOのJava VM「intent」とリアルタイムOS「Elate」を搭載したPDAが登場した
京セラは5月21日、PDA「PocketCosmos」を7月下旬に発売すると発表した。英TAOのOSとJava VMを搭載し、Javaプログラムが高速に動作するという。主に企業ユースを想定している。オープン価格。
Javaプログラムの高速動作に重点を置いたPDA。組み込みJavaで実績を持つTAO製品を採用し、Java VMは「intent」(インテント)、OSはintentとの互換性に優れたリアルタイムOS「Elate」(イレート)を採用。Personal Java 1.2に基づくJavaプログラムを少ないメモリで高速に実行できるという。 CPUはStrong ARM SA1110/206MHzを、メモリは40MバイトROMと32MバイトSDRAMを搭載する。液晶ディスプレイはタッチパネル対応3.5型カラー反射型TFT(240×320ピクセル/6万5536色)。コンパクトフラッシュType IIスロットを装備し、C@rdH”64petit/AirH”Card petit/P-inシリーズを利用してデータ通信が行える。将来はCDMA2000 1xやBluetooth、無線LANなどにも対応する予定としている。 ソフトは、専用日本語入力ソフト「ATOK for PocketCosmo」とWebブラウザ(HTML 3.2/cHTML/xHTML-BASIC、128ビットSSL)、メールソフト(POP3/SMTP/IMAP4)、ファイルビューワ(Word/Excel/PowerPoint/一太郎、BMP/JPEG/PNG/GIF/TIFF、LZH/ZIP)などを搭載した。 電源はリチウムイオン充電池を採用し、約3時間の充電で約10時間の駆動が可能。サイズは78(幅)×108(高さ)×17.5(厚さ)ミリ、重さ約169グラム。ホストPCの対応OSはWindows 98以降。 企業向け販売のほか、オンライン販売も行う。6月17日から同社サイトで予約受け付けを始める予定。 関連記事 京セラ、1x対応のPDAを来春発売(ZDNet モバイル) 関連リンク ニュースリリース [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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