ドコモ、「504iシリーズ」発表NTTドコモは5月21日、iモードの新シリーズ「504i」を2機種同時発表した。待ち受け機能、3Dポリゴンの搭載のほか、全機種赤外線通信機能を内蔵。Javaと赤外線を組み合わせた新しいソリューションが期待できる。
NTTドコモは5月21日、iモードの新シリーズ504iを発表した。富士通製の「F504i」、三菱電機製の「D504i」が5月24日から発売される。端末はそれぞれ折りたたみ型で、背面液晶を搭載。 504iは、(1)下りパケット通信速度が28.8Kbpsに高速化 (2)iアプリ(Java)の容量が30Kバイトに増加、スクラッチパッドの容量が100Kバイトに増加 (3)待ち受けiアプリが可能に (4)3Dポリゴン機能搭載 (5)赤外線通信機能内臓 などの特徴を持つ(5月20日の記事参照)。また76文字の絵文字が追加された。
F504iは6万5536色表示可能な2インチTFT液晶をメインディスプレイとして搭載、背面にはパッシブ型の有機ELディスプレイを搭載している(4月16日の記事参照)。着信メロディは32和音に対応した。 D504iは26万色表示の2.1インチTFD液晶をメインディスプレイとして搭載。外見は「D503iS」と似たアンテナレスだが、円形の背面液晶も搭載した。ダイヤルキーは従来のイージーセレクターを廃し、円形の十字操作キーが採用されている。送受信履歴などが一覧で表示できるプライベートダイアリーなどの機能も搭載された。着信メロディには32和音に対応している。
ドコモは、現在スタンダードの「211i」と、Javaを搭載したハイエンドの「503i(S)」の2つを主力シリーズとしているが、504iは503iの後継シリーズに当たる。503iは発売後1年弱で1000万契約を突破し、現在はiモード契約の約40%に当たる1250万契約に達している(5月8日の記事参照)。504iにはカメラこそ内蔵されなかったものの、文字変換機能や着信メロディなど基本機能が大幅に向上したのに加え、赤外線通信機能など戦略的な機能も搭載した。今後、ボーナス商戦に向けて順調な普及が予想される。
21日、東京ビックサイトで開催されたビジネスシヨウでは504iがさっそくお披露目。現在はカバーがかかり隠されているが、もうじき正式発表される 関連記事 ドコモ夏野氏が語る、504iのアピールポイントとは ドコモの504i端末5機種を写真でチェック 504iの“待ち受けアプリ”とは何なのか 赤外線が携帯を変える──504i 504i向け3Dポリゴンの特徴と今後 504iの各種仕様が公開──iアプリの待ち受けが可能に 504i関連記事 ドコモ、iモードを高速化──来年春の新端末から 関連リンク NTTドコモ [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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