Mobile:NEWS 2002年5月22日 07:39 PM 更新

KLab、504i向け待ち受けアプリ開発ツール「MotherDock」発表


 ケイ・ラボラトリーは5月22日、NTTドコモの新機種「504iシリーズ」向けの待ち受けアプリ開発ソリューション「MotherDock」を発表した。待ち受けアプリを短期間に開発できるソリューションとして、コンテンツプロバイダに対して提供する。

 MotherDockを利用すると、携帯電話の状態や、フリップのオープン時、メールの有無、アプリ起動などのイベントに応じて、複数の画像やアニメーションを表示したり効果音を鳴らす待ち受けアプリが作成できる。また、ベクタデータを使った独自のアニメーションエンジンを搭載。小さなデータサイズで、動きのあるコンテンツを作成できる。


作成されたアプリケーションの例。端末の状態や各種イベントに応じて、画像やアニメーションがさまざまに変化する。ユーザーは、動作に好きな画像を割り当てることもできる

 それぞれ専用のオーサリングソフトが付属し、プログラマーがいなくても「デザイナーが1人いれば、ある程度高機能な504i向けの待ち受けアプリが作れる」(同社取締役の千葉功太郎氏)のが特徴。作成したアプリケーションでは、ユーザーがアニメーションや画像を自分で選択・設定できる仕組みも盛り込まれている。


作成されたアプリケーションの構成。アプリケーション自体はケイ・ラボラトリーが用意し、コンテンツプロバイダが用意したデータは、504iから100Kバイトと豊富になったスクラッチパッドに保存される。MotherDockにはアニメーションや画像の配信、大容量ファイルの分割配信機能を備えたサーバアプリケーション「MotherDock Sevlet」も含まれる

 CPU数に応じたサーバライセンス、またはMotherDockで開発したiアプリ待ち受け画面のダウンロード数に応じて料金が発生するパーダウンロードの2形態で販売する。

 今後、独自のMotherDock VM(Virtual Machine)を搭載することで、データ保存領域(スクラッチパッド)をアプリ領域として使えるようにし、複数のアプリを連動させたり、画像やアニメーションだけでなくアプリケーションを追加したり取り替えたりできる高機能バージョンを開発する予定だ。

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[ITmedia]

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