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2002年5月24日　03:56 PM 更新

ドコモ、FOMA多地点接続TV電話を実証実験

ドコモはFOMAネットワークによる多地点接続プラットフォームを活用したTV電話サービスの実証実験を開始すると発表した。多人数でのミーティングや多地点イベント中継などが可能となる

　NTTドコモは5月24日、FOMAネットワークによる多地点接続プラットフォームを活用したTV電話サービスの実証実験を始めると発表した。

　ドコモが今年3月に開発したプラットフォームを利用。接続している複数のユーザーを、FOMAのTV電話対応端末画面に分割表示することができ、多人数でのミーティングや多地点イベント中継などが可能になる。

　具体的には、3GPPが制定したAV通信規格「3G-324M」に対応したFOMA端末「P2101V」「D2101V」を使用。4人までの会話の場合はディスプレイで4分割表示し、画像付きチャット機能を利用できる。最大16端末まで接続でき、その場合は発言した音声に反応して映像を切り替えて表示する。

　ドコモは5月27日、関連企業と「FOMAテレビ電話多地点接続実験コンソーシアム」を設立。実証実験は5月31日から9月30日までを予定し、プラットフォームの検証や市場性の評価、アプリケーション開発、商用化への検討などを行う。

　同コンソーシアムに参加を予定しているのは、シャープ（多地点TV会議）や三菱電機（営業マンモバイルミーティング）などのメーカーや建設、放送、情報サービスなど40社・団体。

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[ITmedia]

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