ドコモ、初のカメラ内蔵iモード「SH251i」発表 カメラ内蔵iモード端末「SH251i」が6月1日から発売される。背面に大きなカラー液晶を搭載しライトも装備。ドコモはメールに画像を添付できないiモード端末で画像を閲覧するため、iショットサービスも展開する
NTTドコモは5月28日、カメラ内蔵端末「ムーバ SH251i」を発表した。6月1日から発売する。シャープ製となるSH251iは背面に31万画素のCCDカメラを内蔵。撮影した静止画を、ドコモのサーバシステム「iショット」を通じて、これまでのiモード端末に送信できる。
フュージョンシルバー iショットサービスは、カメラ内蔵端末のためにドコモが開発したもの。J-フォンやauのメールシステムと異なり、現行のiモード(PDC)はメールに画像が添付できないため、いったん回線交換方式で端末からサーバに画像をアップロード。サーバ上でWeb形式に変換して、メールにURLを付記する形で相手に画像が届けられる。撮影した画像はJPEGだが、受信側はサーバからダウンロードする際にGIF形式など最適な画像形式に変換される。画質の違いはあるが、すべてのiモード端末で閲覧が可能だ。 また、J-フォンやauなどの添付メールを受信できる端末やPCでは、画像付きメールとして届けられる。 画像のアップロードは端末側では意識する必要はなく、通常のメール送信に似た形で行われる。全角100文字まで付記することが可能だ。料金は1通につき約10円。また、iショットサービスに月額利用料金などはかからない。
カメラの脇には「ピクチャーライト」が設けられ、薄暗い場所でも撮影が可能。シャッターを切る瞬間には光量がアップする。カメラモードで「#」キーを押すだけでオン/オフできる。 カメラは2倍、4倍ズームが可能で、撮影サイズは120×120、120×160、288×352(CIFサイズ)ピクセルの3種類。画質も3段階の調整が可能だ。ただし、120×160ピクセルの画像に関しては、iショットサービスで送信することはできない。またセルフタイマー機能や画像を加工するエフェクト機能、4コマを撮影し、1つの画像に合成して登録する「4コマスチル機能」などを備える。
メインディスプレイには6万5536色表示のTFT液晶を採用。また背面には256色表示のSTN液晶を搭載した。背面液晶は、カメラで自分を撮影する際にファインダーとしても利用できる。側面にもシャッターボタンが設けられ、本体を閉じたままでも撮影が可能だ。 本体はiモードに対応。デュアルバンド対応ではなく800MHz帯を利用する。またiアプリは利用できず赤外線通信機能も備えていない。通信速度も9.6Kbpsのままだ。端末の名称通り、スタンダードiモード端末である2xxシリーズの1つとなっている。 価格はオープンプライスだが、504iシリーズよりは安価になる見込み。今後シャープ以外のメーカーからも251iシリーズの登場が予定されている。 主な仕様は以下の通り。
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