Mobile&Movie 第15回
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作品名 | スパイダー(ALONG CAME A SPIDER) |
監督 | リー・タマホリ |
制作年・製作国 | 2001年アメリカ |
アメリカの人気作家ジェームズ・パタースンの推理小説を映画化した「スパイダー」。
ワシントンの私立学校から、ローズ上院議員の娘ミーガンが誘拐されてしまいます。この私立学校は政財界の重要人物の子弟が通う小学校。児童にはシークレットサービスが付いているにもかかわらず、その警護の網をくぐり、誘拐を実行したのは情報科学の教師ソーンジ。2年前から計画を立て、ソーンジという偽名を使い教師になりすましていたのです。
心理学の博士号を持ち、犯罪心理の著書も手掛けたワシントン市警の刑事アレックス・クロスは、おとり捜査でパートナーを亡くして以来、引退を考えていました。誘拐事件の報道をテレビで見ながら考えこんでいるクロスの自宅の電話が突然鳴ります。
「クロス博士だね? 俺のニュースを見ているようだ」
受話器の向こうのただならぬ気配に驚くクロス。
「あなたに担当してもらいたい」
「なぜ私に?」
「マフェット嬢」
「ミーガンだろう」
「預けるものがある。郵便受けを見ろ」
クロスが著名な犯罪心理捜査官と知っていて、心理ゲームを仕掛けてきた誘拐犯。マフェット嬢とはマザーグースの童話から引用したもので、クモに襲われそうになる少女をミーガンと見立てたのでした。ポストに入っていた証拠品と会話を録音したテープを持ち、ミーガンの自宅を訪れるクロス。そこで会ったのは、ミーガンの警護にあたっていたシークレットサービスのフラニガン。落ち込んでいた彼女をパートナーにして、クロスはこの事件に挑みます。
身代金を要求してきた犯人は、クロスにウォーターゲートホテルでアントワープ氏宛の荷物を受け取るよう指示します。ホテルのフロントに着くと、どこからか電話のベルが響いてきました。ダンボールの箱の中にあった携帯電話が鳴っていたのです。電話を取ると次に向かう場所が示され、ストリートの公衆電話、そして駅へと導かれていきます。構内のゴミ箱の中で鳴っていた携帯電話はイヤホン付きで
「この携帯を持って歩け」
という犯人の指示に従いながら、クロスは駅の中を移動していきます。
ラッシュアワーの駅で身代金は受け渡しができるのか? ミーガンは無事なのか? 犯人の真の目的は何なのか?
ソーンジの最後の授業で、インターネットで検索するよう示されたキーワードは“チャールズ・リンドバーグ”。1932年に実際起こったリンドバーグの息子誘拐事件との関連をヒントに、クロスは誘拐犯の動機を解き明かしていきます。
犯人の深層心理を探りながらクロス犯罪心理捜査官とともに、この誘拐事件を分析してみて下さい。
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[本田亜友子, ITmedia]
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