Mobile:NEWS 2002年6月11日 00:46 AM 更新

写真で見る、クールなストレート端末「J-D06"graphica"」

折りたたみ端末ばかりがリリースされる中、クールなデザインのストレート端末「J-D06」が大きな注目を集めている。サイバーな外見にソフトウェアはついてきているのだろうか

 7月上旬以降発売予定の三菱電機製端末「J-D06」は、メタリックなオレンジをアクセントに、ブラックとシルバーをバランスよく配したサイバータッチのストレート端末。インフォプラントが携帯電話を持っているインターネットユーザー300名に行った調査でも「ほぼ6割がデザインを好評価」というように、デザインにこだわるユーザーの期待を集めている。

 スペック的には「J-D05」の後継となる同端末を写真で紹介しよう。

 なお、今回試用した端末は開発中のものであり、製品版とは異なる場合があることをご了承いただきたい。


ブラックの部分はアクリルのような光沢。オレンジ部分は深みのあるメタリック調


J-D06を手に持ったところ(左)。ドコモのストレート端末D503i、P503iと比較


背面中央に人工網膜チップ採用のモバイルカメラとスピーカーを搭載。ストラップホールはアンテナの下に配置される(左)。数字キーの文字部分は電源オン時には黄緑色に光る


右サイドにはvodafoneのロゴ

ボタン機能にはフリップタイプの名残が


J-D06の十字キーとソフトウェアキー。十字キーはダイヤルキー同様円形のメタリック調で、ソフトウェアキーは角張った透明

 J-D06のキー配置は、中央部にFキー、その周りに各種機能へのアクセスキーを兼ねた十字キーがある。割り当てられている機能は上から時計回りにユーザ設定、カメラ、アドレス帳、通話履歴。

 ソフトウェアキーは、左上がJ-スカイボタン/開始ボタン(長押しでJavaライブラリ)、左下がMODE/電源ボタン、右上が終了ボタン(長押しでマナーモード)、右下がカレンダー/クリアボタンという配置だ。


十字キーを押した際のインタフェース。ユーザー設定(左)、カメラ(左中)、アドレス帳(右中)、通話履歴(右)


ソフトウェアキーを押した際のインタフェース。J-スカイボタン(左)、スケジュール帳(右)

 J-D06のソフトウェアキーのレイアウトは、フリップタイプの前モデルJ-D05の配置と全く同じ。J-フォン端末は「電源ボタンと終話ボタンを兼ねたボタン」と「発話ボタン」は別々に配置されていることが多いのだが、J-D05はフリップタイプで下2つのソフトウェアキーが隠れていても、電話を取ったりメールを読んだりできるよう、少々異なったボタン割り当てになっている。しかし、ストレートタイプの端末では、その特殊な配置が活きることはあまりない。スタンダードなボタン配置でないところは少々残念だ。

外見とは裏腹、ソフトウェアはかわいいタッチ

 待ち受け画面は、端末のデザインに合わせたサイバータッチのものが10パターン用意され、好みに合わせて変更できる。またダウンロードした画像や撮影した画像の設定も行える。

 内蔵されるソフトウェアも端末に合わせたデザインを期待したのだが、カレンダーやユーザ設定は、J-D05から変わらずクマのキャラクターがあしらわれたかわいらしい雰囲気。端末のデザインとはミスマッチな印象を受ける。メールやアドレス帳なども、インタフェースはJ-D05のものを踏襲しており、このあたりはハードウェアのデザインとのバランスを考えてがんばってほしいところだ。

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[後藤祥子, ITmedia]

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