J-フォンのパケット対応端末にRSA BSAFE SSL-Cのセキュリティ機能が実装RSAセキュリティは、J-フォンが3月1日より順次投入しているパケット対応端末「51シリーズ」のSSLセキュア通信機能の実装に、RSA BSAFE SSL-Cが採用されたと発表した。これにより51シリーズには、128ビットのSSL機能が標準搭載され、暗号化による通信が実現する。 SSLセキュア通信機能の実装は、携帯電話を通じて個人情報などのやりとりをする際のより強固なセキュリティ確保につながり、携帯電話を利用したECビジネスなどのサービス展開の可能性を広げることになる。 セキュリティ機能は、現在販売されている51シリーズ4端末にも実装され、今後発売される51シリーズすべてに実装されることになる。 RSA BSAFEは、ソフトウェアおよびハードウェアに対する暗号化や認証などのセキュリティ機能組み込み用暗号化ツールキット。SSL、S/MIME、WTLS、IPSec、PKCSなどの技術標準に対応している。 51シリーズは、Javaアプリの容量が従来端末の約2倍となる100Kバイトに拡張され、Javaプラットフォームとしてアプリックスの組み込み向けJavaプラットフォーム「JBlend」が搭載されている。RSAセキュリティは、2001年6月にアプリックスと業務提携を行い、以後JBlendのSSL機能としてRSA BSAFE SSL-Cが搭載されている。 関連記事 携帯上のJava「iアプリ」とは何か?──こんな機能がこう活かされる ACCESS、第2.5/3世代携帯電話向けに、ワイヤレスインターネットプロコトルスタックを発表 「勝手サイトのトラフィックを増やしたい」──WAP2.0に賭けるKDDI 関連リンク RSAセキュリティ アプリックス [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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