ドコモ、FOMA契約のみでPDCも利用できる「デュアルネットワークサービス」開始 ドコモは、同一電話番号でFOMAと現行の携帯電話が利用できる「デュアルネットワークサービス」を7月1日から提供する。FOMA契約者に、エリア外でもPDCを利用できるようにし拡販を狙う。ただしPDC側ではiモードメールの受信が行えないなどの制限もある
NTTドコモは6月18日、現行の携帯電話(通信方式は800MHzのPDC)とFOMAを同一電話番号で利用できる「デュアルネットワークサービス」を7月1日から全国で提供すると発表した。契約手数料は1000円、利用料金は月額300円となっている。 ユーザーはFOMAとPDCを同一電話番号で利用でき、手動で「1540」をダイヤルすることで利用する端末を切り替えられる。これにより、FOMAエリア内の場合はFOMAを、FOMAエリア外の場合はPDCを利用することが可能になる。ただし、FOMAを利用している際に圏外でも自動的にPDCに切り替わるわけではない。留守番電話サービスはFOMA、PDCどちらからも利用できるため、ドコモでは利用を勧めている。 サービスはFOMAの付加サービスという位置づけであり、番号契約が必要なのはFOMAのみ。サービスの利用にはFOMA端末のほかに番号契約されていないPDC端末(いわゆる白ロム)が必要となるが、「PDCからFOMAへの機種変更ではPDC端末の回収は行っていないので、その端末を利用してほしい」(ドコモ)。また「支店窓口、ドコモショップ店頭で白ロムの販売も行う」(ドコモ)。 PDCに切り替えた際の料金プランは、FOMAの料金プランによって異なる。対応は以下の通り。PDCに切り替えた場合もFOMAの無料通信分が適用される。
800MHzのPDCに切り替えた場合、iモードメールに関してはWebで確認するなどの制限がある。「FOMAでメールを受ける場合は普通に見られるが、PDC側ではiモードメニューサイトからWebベースでメールを確認する形になる」(ドコモ)。また、メールが着信してもPDC側には通知は行われない。 ドコモによると、今回のサービスをあくまでFOMAを主体としたもの。受信可能なメール文字数がFOMAとPDCのiモードで異なるため、このような制限がつけられた。「PDC側で閲覧してもメールは消去はされない」(ドコモ)ため、メールは必ずFOMAで受信することになる。 申し込み手数料は8月31日まで無料、月額料金は留守番電話サービスと同時に利用すると100円が割り引かれる。 関連記事 FOMA端末はやっぱり高い──iアプリ容量も変更なし FOMAカードで複数端末を使い分け? FOMA端末、年内にはiモーション対応、来春にはPDA型も ドコモ、FOMAサービス10月1日本格スタート──端末、料金体系も発表 関連リンク ドコモニュースリリース NTTドコモ [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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