504iシリーズ、アクセス比率トップは「N504i」504iシリーズでも、Webアクセスの大半は“NEC製端末”からだった。iモード向けコンテンツを制作する際には、1機種だけ大きく解像度の異なる「N504i」を意識せざるを得ないだろう
NTTドコモの504iシリーズ5機種のうち、最もWebアクセス比率が高かったのは「N504i」──。間350万ページビューを持つiモードポータルサイトのソフトバンクVと、イーシーリサーチの調べから、こんな結果が明らかになった。
NTTドコモは、504iシリーズの販売台数などを明らかにしていないため、“N504iがたくさん売れている”のか“N504iユーザーはWebアクセスに積極的”なのかは分からないが、N504iの人気の程がこの結果から読みとれる。 N504iは、これまでの2倍近い解像度の液晶ディスプレイを備えた端末(5月31日の記事参照)。高精細で美しい表示が可能だが、コンテンツプロバイダの中にはN504i向けに高解像度化したコンテンツを制作しなくてはいけないことを負担に感じているところも多い(7月5日の記事参照)。しかし、N504iからのアクセスが非常に多いのは無視できない。
このデータは、ソフトバンクVへの6月度のアクセス数を分析したもの。全体を見ると、「503iSシリーズ」「503iシリーズ」からのアクセスが最も多いが、504iシリーズは発売から約1カ月で「211iシリーズ」からのアクセス数を抜いている。
503iSシリーズの内訳を見ると、トップは「N503iS」。503iシリーズでもトップは「N503i」と、NEC製端末ユーザーが積極的にWebアクセスを行っていることが分かる。ただし、211iシリーズに限ると「P211i」が圧倒的だ。 カメラ内蔵の251iシリーズにも注目すべきだろう。わずか1機種「SH251i」のみながら1.9%のアクセス比率を持っている。全機種の中で15位に当たるもので、「P504i」にほぼ並ぶ数字だ。「SO504i」や「SO211i」、「F504i」「D504i」などを上回っている。 機種別のトップは「N503i」。2位に「N503iS」、3位に「P503iS」が続く。ちなみに、ストレート型の端末の中でトップだったのは「P503i」で10位にランク。次が「F503i」で17位だった。
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