重視する機能は“当然”メール。第2位は?インフォプラントが生活者の生の声を調査する「C-NEWS」では、「シリーズ:携帯」と題打ち、携帯電話へのこだわりを調査している
「39歳以下男性有職者は『かっこよさ』重視──」。携帯電話・PHSのこだわりについて、職業・性別・年齢別の調査をインフォプラントが行っている。 「シリーズ:携帯」と題打った調査で、「今持っている携帯電話を選んだ理由」「選ぶときに重視する機能」「買いたい端末のデザインのキーワードは」などについて、それぞれ300名のインターネットユーザーに対してアンケートを実施。全10回のうち「39歳以下男性有職者」「40歳以上男性有職者」「39歳以下女性有職者」「40歳以上女性有職者」「専業主婦」「中高生」「男子大学生」「女子大学生」の結果が公開されている。
携帯電話へのこだわりとして、重視する機能は、当然のように「メール」が第1位を獲得した。重視する機能のトップ3は、2位が「インターネット機能」で全体で5割程度。続いて2割程度が「静止画撮影機能」。全年齢・性別でこの傾向に大きな変化はない。
ただし、4位以下はかなりの激戦のようだ。挙げられていたのは「動画撮影機能」「音楽再生機能」「GPS機能」など。19歳以下の男子では、音楽再生機能が2割を超える。女子大生は静止画撮影機能が3割半、動画撮影機能も2割弱と中高生に次いで、カメラ機能への欲求が高い。逆に40歳以上の有職男性では、GPSが5位に入り、ポイントでも静止画撮影機能に近い。
「携帯電話・PHSを選ぶポイント」として、各年代・性別共に上位を獲得したのは、“デザイン”だった。40歳以上の男性、50歳以上の女性が、外形サイズや重さ、ボタンの押しやすさなどを重視したのを除くと、各年代・性別共にデザインを重視していることが見て取れる。
しかし、どんなデザインを好むかは、年代・性別によって大きな違いが出ている。キーワードとして男性が「かっこいい」、女性が「かわいい」を選ぶのは大方の予想通り。続いて、「個性的」を選んだ層が「39歳以下男性有職者」「40歳代女性有職者」「40歳以上の専業主婦」など。中高生は「若者っぽい」を選ぶ場合もあった。逆に、「大人っぽい」を選んだのは「29歳以下女性有職者」「専業主婦(39歳以下)」など。 面白かったのは、圧倒的な人気を誇る「個性的」の裏には、「一般的」なデザインを求める声も2割近くあること。最近の折りたたみ型端末のデザインが似ているのも、一般的なデザインを狙った結果なのかもしれない。 端末メーカーも個性的なデザインが求められていることを認識しているが、なかなか個性的なデザインが出てこない。個性的かどうかは人によって大きく違いがあるほか、個性的なデザインは数量が出ない可能性が高いのもネック。一説には最低ロットが15万台と携帯電話は出荷数量が多く、なかなか“個性的”な端末デザインに手を出しにくいのが現実のようだ。 関連記事 目覚まし時計はもういらない? FOMA、評価できる機能トップはテレビ電話 iアプリはゲーム利用が中心、69% 「504i」に買い換える、37%──価格とデザインがキー 関連リンク C-NEWS インフォプラント [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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