携帯にも搭載可能な地上波デジタル放送受信用LSILSI開発ベンチャーが、携帯にも搭載できる地上波デジタル放送受信用LSIを発表
LSI開発のメガチップス(大阪市)とマグナデザインネット(那覇市)は7月18日、地上波デジタル放送向けOFDM復調LSIを開発したと発表した。携帯端末にも搭載できるよう消費電力を抑えた。 地上波デジタル放送受信用のOFDM(直交周波数分割多重)復調LSI。ハイビジョンテレビなど向けTV・データ放送全受信タイプと携帯電話向け部分受信タイプの2種類を開発した。 独自受信アルゴリズムにより、時速100キロ以上の高速移動中でも安定した受信が可能という。携帯電話やPDA、車載TVなどでも映像や音声が乱れないとしている。 また部分受信タイプでは、70ミリワット以下の低消費電力を実現。携帯電話やPDAでも搭載できるようにした。 今年第4四半期に部分受信タイプ(サンプル価格は7000円)、2003年第2四半期に全受信タイプ(同1万円)のサンプル出荷を開始する。 地上波デジタルTV放送は2003年に一部地域でスタートする計画。携帯電話や車載端末といった移動体でもクリアに視聴できる利点がある。 関連記事 携帯電話で競艇を楽しむ―─地上波デジタル放送の公開実験 視聴者属性に応じてCM差し替え TBS、ドコモなどが地上波デジタル公開実験 携帯端末で地上波デジタル放送──TBSなどが公開実験 NTTドコモやTBSなど5社、地上波デジタル放送の公開実験 関連リンク メガチップス マグナデザインネット [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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