Mobile：Mobile&Movie 第22回：メン・イン・ブラック2「彼に電話して。お互いのためよ」

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2002年7月19日　07:34 PM 更新

作品名メン・イン・ブラック2(Men in Black 2)

監督バリー・ソネンフェルド

制作年・製作国 2002年・アメリカ

　全世界を熱狂させた、ノリで地球を守るクールなヤツらの映画「メン・イン・ブラック」が、5年ぶりにパワーアップして帰ってきた！　前作で普通のおじさんに戻った“K”がエージェントにカムバックして、またK＆Jの名コンビの掛け合いが復活です。

　最高のパートナーだったKが引退してから、Jはいい相棒に恵まれずにいました。今もエイリアンに対していばって格好つけているエージェントに“ピカッ”をやりつつ平凡な日々を送っています。

　上司のエージェントZに相棒が必要だと言われ、次の事件に一緒に向かったのは、パグ犬姿のエージェントF (フランク)。フランクは念願のMIBになれたことで、移動中も車の窓から顔を出して歌いだす始末。

　事件が起こったのは、街角のピザ屋でした。エイリアン同士の戦いを見てしまった店員のローラはパニック状態。Jはローラを落ち着かせて何を見たのか、冷静に聞き出しました。

　セクシーな女に扮装したエイリアン・サリーナが狙っていたのは、地球に隠された“ライト・オブ・ザルタ”。その隠し場所を知っているのは当時MIBとして任務を任されたKだけ。Jは郵便局員として働いているKのもとへ急ぎます。

　Jに過去を思い出させるため、MIBの本部にある記憶再現装置へと連れてきたK。しかし、本部にはサリーナが潜入し、Zを脅迫していたのでした。

　宇宙を征服する力を持つ“ライト・オブ・ザルタ”のありかを知るKを探しにきたサリーナは

「彼に電話して。お互いのためよ」

と、シルバーの携帯電話をZに差し出します。抵抗するZでしたが、執拗に縛り上げられ

「負けたよ」

と、Jに連絡を入れます。Jはエイリアンガイドというマシンを使って電話に出ました。テレビ電話を通じて、MIB本部の状況を察したJとKは、2人で武器を手に乗り込んでいきます。

　Kは“ライト・オブ・ザルタ”の隠し場所を思い出せるのでしょうか？　果たして地球の運命は!?

　Kの記憶を取り戻すために使われた“デニューライザー”の装置の一部に使われていたのがライムのiMac。密売エイリアン・ジーブスが改造したものでした。

　このほか他にも、Jの愛車がメルセデスベンツEクラスで、そのハンドルがプレイステーションのコントローラだったり、Kが残した時計がハミルトンのデジタルウォッチだったり、実際に販売されている製品が多数登場しているのにも注目です。

　もうひとつ見逃せないのは、あのマイケル・ジャクソンの出演場面。マイケルって本当は(やっぱり？)宇宙人なのでしょうか……。

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[本田亜友子, ITmedia]

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