携帯電話市場は2002年以降、緩やかな成長へ〜ガートナー2001年に前年割れした国内携帯電話市場だが、2002年以降はカメラ内蔵端末やCDMA2000 1x、PDC高速パケット端末などによって需要が牽引されるとガートナーは見ている
ガートナージャパンは国内の携帯電話端末市場に関して2006年までの予測を発表した。2001年に前年割れになった販売台数だが、2002年以降は緩やかな成長傾向へ転じるとしている。
2001年は、新規契約の伸びの鈍化やブラウザフォンへの買い換えが一巡によって販売台数も減少。対前年比2.3%減の4058万台となった。ただし、Java対応やカメラ内蔵により端末単価が向上。その結果、金額では対前年比15%増の約1.7兆円に達したとしている。 今後、2002−2003年は、カメラ内蔵型端末、CDMA2000 1x端末、PDCの高速パケット対応端末によって買い換え需要が促進。2004年からはW-CDMAネットワークが現在のPDC並みに整備されることや、写真貼付メールやJavaアプリケーションのダウンロードなど高速データ通信へのニーズが成熟することから、2005年以降、W-CDMA端末への買い換えが一気に加速するとガートナーでは見ている。 販売台数では年平均成長率5.3%で成長、金額ベースでは端末単価の高いW-CDMA端末が急増することから年平均成長率は11.7%に達するとガートナーは予測している。 関連記事 「3Gは幻滅期を過ぎ、そろそろ普及期に」〜ガートナー 2001年、携帯電話需要は買い換えが中心に──ガートナーグループ調査 世界の携帯電話販売台数、依然として停滞──2001年第3四半期、ガートナー 世界の携帯電話販売台数、初の前年割れ 関連リンク ガートナージャパン ガートナープレスリリース [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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