“サイバーショットU”を連れて街に出てみた(1/3)「20代の女性を意識した」という手のひらサイズのデジカメ「サイバーショットU」。街に繰り出してライバル機のEXLIMと一緒に使い比べてみると、さまざまな違いが見えてきた
「サイバーショットU」(6月27日の記事参照)はカメラや撮影の知識を必要とせず簡単に使いこなせるのがウリの1つだが、果たしてどのぐらい簡単に使えるのだろうか。「20代の女性」をメインターゲットとするサイバーショットUを、たいした撮影テクニックも持たず、“つい先日まで”20代女性であった筆者が街に連れ出してその使用感を試してみた。ライバル機となるカシオ製の小型デジカメ「EXLIM」(5月13日の記事参照)も一緒だ。
サイバーショットUは化粧ポーチの中にもすっぽり収まる。EXLIMは名刺入れに入る薄さ
かばんの中での存在感。左がサイバーショットU、右がEXLIMを入れたところ
さっそくサイバーショットUで撮影すると、厚みのおかげでしっかりしたホールド感があり、とても撮影しやすい。ふと見つけたものを撮影する場合は片手になることが多いが、シャッターやコントロールボタン、レンズカバーも片手で操作しやすいようレイアウトされている。レンズカバーを開けて(カバーを開けると自動的に電源が入る)撮影し、終わったらシャッとカバーを閉める──という一連の操作が5〜6秒で済んでしまう機動力もなかなかのものだ。カバンに入れておくのもいいが、製品に付属するネックストラップで首からかけておけば、シャッターチャンスを逃さないだろう。
車にトラブルが発生! しかし辺りは暗く、車の下にもぐってもよく見えない……こんな場合にも片手で撮れるサイバーショットUは役に立つ。何枚か撮影して、故障箇所も確認できた サイバーショットUは、環境によって撮影モードを替えられる「シーンセレクション」機能を搭載しており、「ノーマル」のほか、「ポートレート」「風景」「夜景」モードの3種類が選べる。コントロールボタンでそれぞれのモードを状況によって選択してシャッターを押せばいい。このコントロールボタンは親指でも操作しやすいよう、上下に動かせるつまみのような形状になっていた。
暗いお店の中では「夜景」モードが役に立つ。ノーマルモードで撮ると、のっぺりとした印象になるが(左)、夜景モードではスローシンクロの効果で、店内の柔らかい光も反映される(右) 露出補正やマニュアルホワイトバランス機能があるに越したことはないのだろうが、使い捨てカメラ感覚で「とにかく撮りたいものをすぐきれいに撮れればいい」筆者にとっては、かえって何もない方が操作で迷うこともなく使いやすかった。
「ああ! キレイな夕焼け!!」と感激にうち震えながらシャッターを押した1枚。街を散歩しているときに惹かれたものを撮れるのは、幸福感あり [野田幾子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 1/3 | 次のページ モバイルショップ
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