Mobile：スペインでもiモードがスタート

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2002年7月24日　06:41 PM 更新

スペインでもiモードがスタート

NTTドコモはスペインのTelefonica Moviles Espanaにiモードサービス関連の特許やノウハウ、関連技術を提供すると発表した

　スペインのTelefonica Moviles Espanaは、2003年上半期にiモードサービスを開始する。それにあたり、NTTドコモは同社がiモードサービスを展開するのに必要な特許やノウハウ、関連技術を提供することを発表した。ライセンス期間は2002年7月24日から5年間。

　Telefonica Moviles Espanaのiモードサービスは、「e-mocion」（イーモーション）というブランド名で、GPRSネットワークを使って提供される。iモード対応のHTMLとWML1.xに対応した端末を用い、iモード同様のメール、HTMLベースの天気予報、レストランガイド、地図、ゲーム、着信メロディ、待ち受け画面などを用意する。

　また、ドコモとTelefonica Moviles Espanaの持ち株会社に当たるTelefonica Movilesは、今後両社が移動通信分野に関するビジネスや技術面での協力および提携を行うことについて合意した。

　協力を行うのは「国際ローミング」「GPRSおよびSIMカードに関する技術・ノウハウの共有」「3Gに向けての端末戦略に関する協議」「人材交流」の4分野。今後両者合意により追加していくという。

　ドコモは欧州において既にオランダのKPNモバイル、ドイツのE-Plus、フランスのブイグテレコムとiモードに関するライセンス契約を締結しており、ドイツ、オランダ、ベルギーではサービスが開始されている（3月4日の記事参照）。