ACCESS、iアプリ利用のチケットレス入場システムを開発 ACCESSは、NTTドコモ端末とJavaソフト「iアプリ」を使い、チケットレスで予約から入場までを行えるシステムを開発した。今秋より稼動予定となっている
ACCESSは7月29日、NTTドコモ端末とJavaソフト「iアプリ」を使って、コンサートなどのチケット予約から入場までをチケットレスで行えるシステムを開発したと発表した。今秋の稼働開始を予定している。 コンサートプロモータ最大手のディスクガレージの協力で開発した。ユーザーはまずチケットサイトから専用iアプリをダウンロード。サイトメニューからチケットを予約、クレジットカードなどで決済を行うと、端末にバーコードがダウンロードされる。バーコードは会場入口で読み取られ、入場が許可される仕組み。 コード自体は1次元、2次元共に想定しているという。 専用iアプリはダウンロード元サイト以外とは通信が行えず、チケットデータを安全に配布できる。ほかの携帯を使ったチケットレス入場システムと違い、「メールを使ったやりとりと比べてセキュリティが高い」(ACCESS)。iアプリ対応端末は7月21日時点で1464万台と、全ブラウザフォンの3割以下。利用可能端末数よりもセキュリティを優先した。 配信データは配信元から削除される仕組みを採用、ダブルブッキングを防止したという。複数枚のデータを取得した場合、友人などにデータを安全に配布することもできるため、複数人で同時入場する必要がない。 興行主側はユーザーに直接チケットを販売でき、ユーザーの購買履歴に基づいた販売促進活動も可能になる。ユーザー側は予約電話がつながらない、といった不便が解消される上、チケットをプレイガイドに引き取りに行く必要がなくなるなどのメリットがある。 当初はiアプリを利用したチケット予約、販売までを行う。チケットレス入場を行うのは秋以降になる見こみ。 今後はJ-フォンとauのJava端末に対応させ、将来は「NetFront」など同社のWebブラウザに統合して広くノンPC向けに提供する計画。 関連記事 携帯を武道館ライブのチケットに〜モバイルシンボル 携帯がモーターショーの入場券に──電子チケットの夜明け 携帯が“財布”になるために 関連リンク ACCESS ニュースリリース ACCESS [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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