Mobile:NEWS 2002年8月28日 09:50 PM 更新

写真で見るカジュアルCLIE「PEG-SJ30」(2/2)

手のひらに収まるサイズの新しいCLIE「PEG-SJ30」。従来機種との大きさの比較、各部分のつくりなどをチェックした

前のページ

SJ30の細部を徹底チェック

 次にSJ30の細部を見ていこう。ボディの素材はプラスチック樹脂で、雰囲気はNシリーズの底部カバーに似ている。アルミボディのPEG-T600Cと比べてみると、似た雰囲気につくられているものの高級感はない。ソニーロゴもT600Cがエンボスなのに対し、SJ30ではプリントだ。


左はPEG-T600C、右はPEG-SJ30

 ボタンは、デザインを優先させたことで好みが分かれるT/NRシリーズと比べ、スタンダードな形になっている。Graffitiエリアの枠やシルクボタンはクッキリした白で見やすくなった。


SJ30のハードボタンとシルクエリア

 ジョグダイヤルは左側面の上のほうにある。最上部にあるストラップガイドはNRシリーズのような別のパーツではなく、ボディと一体型だ。


SJ30のジョグダイヤル。写真は液晶面を下にし、本体上部を手前に向けた様子

 新しいボディになるたびに移動する電源ボタンの位置は、上部になった。初代CLIEであるSシリーズと似た場所にある。上部にはメモリースティックスロットや赤外線ポートが他シリーズと同じように配置されている。


SJ30の上部

 右側面上部から取り出すスタイラスはT/NRシリーズと長さと太さともに同じ。これまではつや消し加工だったが、SJ30のスタイラスはミラー加工されていた。スタイラスの上部を外すとリセットボタンがあるのは従来通りだ。


左はSJ30のスタイラス、右はT600Cのスタイラス

 背面にはカバーをロックするためのガイドとリセットボタン、スピーカーがある。上半分/下半分の中間になだらかな傾斜があるのが分かるだろうか。SJ30は下半分がやや厚いデザインになっているのだ。なお、その厚い部分に見えるカバーらしきものはバッテリーが収納スペースのフタのようだ。


SJ30の背面

 SJ30は、カバーのロック機構が新しくなり、上下方向にスライドさせて脱着するようになっている。2カ所のロックを外さなけばならなかったTシリーズより操作性はいい。


一番上がロック状態。ロックボタンをスライドさせると(中央)、カバーを外せる(下)

 同時発売のケース(PEGA-CA50)にもこの新ロック機構が使われている。このケースは実売で5000円前後と安くはないが、しっかりした作りには好感が持てる。


ブラック/ホワイト/ブラウンが用意されている専用ケース


本体の装着はカバー用のガイドを使う。本体下、それも若干薄くなっている上半分のところにメモリースティックを格納できるなど芸が細かい

関連記事
▼ ソニー、カジュアルなCLIE「SJ30」を発表〜9月14日発売

関連リンク
▼ PDA Style

[濱田宏貴, ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページ | 2/2 | 最初のページ



モバイルショップ

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!