写真で見るカジュアルCLIE「PEG-SJ30」(2/2)手のひらに収まるサイズの新しいCLIE「PEG-SJ30」。従来機種との大きさの比較、各部分のつくりなどをチェックした
次にSJ30の細部を見ていこう。ボディの素材はプラスチック樹脂で、雰囲気はNシリーズの底部カバーに似ている。アルミボディのPEG-T600Cと比べてみると、似た雰囲気につくられているものの高級感はない。ソニーロゴもT600Cがエンボスなのに対し、SJ30ではプリントだ。
ボタンは、デザインを優先させたことで好みが分かれるT/NRシリーズと比べ、スタンダードな形になっている。Graffitiエリアの枠やシルクボタンはクッキリした白で見やすくなった。
ジョグダイヤルは左側面の上のほうにある。最上部にあるストラップガイドはNRシリーズのような別のパーツではなく、ボディと一体型だ。
新しいボディになるたびに移動する電源ボタンの位置は、上部になった。初代CLIEであるSシリーズと似た場所にある。上部にはメモリースティックスロットや赤外線ポートが他シリーズと同じように配置されている。
右側面上部から取り出すスタイラスはT/NRシリーズと長さと太さともに同じ。これまではつや消し加工だったが、SJ30のスタイラスはミラー加工されていた。スタイラスの上部を外すとリセットボタンがあるのは従来通りだ。
背面にはカバーをロックするためのガイドとリセットボタン、スピーカーがある。上半分/下半分の中間になだらかな傾斜があるのが分かるだろうか。SJ30は下半分がやや厚いデザインになっているのだ。なお、その厚い部分に見えるカバーらしきものはバッテリーが収納スペースのフタのようだ。
SJ30は、カバーのロック機構が新しくなり、上下方向にスライドさせて脱着するようになっている。2カ所のロックを外さなけばならなかったTシリーズより操作性はいい。
同時発売のケース(PEGA-CA50)にもこの新ロック機構が使われている。このケースは実売で5000円前後と安くはないが、しっかりした作りには好感が持てる。
ソニー、カジュアルなCLIE「SJ30」を発表〜9月14日発売 関連リンク PDA Style [濱田宏貴, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 2/2 | 最初のページ モバイルショップ
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