Mobile：CLIE用ゲームコントローラ「PEGA-GC10」を試す

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2002年8月28日　10:19 PM 更新

　PEG-SJ30と同時に発売されるゲームコントローラ「PEGA-GC10」は、SJ30専用というわけではない。T/NRシリーズでも利用可能だ。

ゲームコントローラ「PEGA-GC10」の前面と背面

　構造はすでに発売されている「PEGA-KB20」と同じ。本体の上から挟むように装着し、ケーブルをシリアル端子につないで使用する。

　ボタンは、上下ボタンとA/B（左右）ボタン、中央にホーム/メニューとX/Yボタンの4つがあり計10個。キーボードと違ってキー/ボタンの数が少ないため、十分なスペースに大きなボタンが配置されている。

左がSJ30に装着したPEGA-GC10、右はPEG-T600Cに装着したPEGA-KB20

本体の左右側面を挟むように装着する

ボタンの数は10個。どれもしっかりしたクリック感がある

　使用時にインストールするドライバにはキーエミュレーション機能がある。それぞれのボタンにハードボタンを割り当てることができるので、ゲームコントローラ未対応のソフトでも利用可能だ。

付属のドライバ。各ボタンにキーの割り当てもできる

　GC10にはセガのゲーム「コラムス」が付属し、SJ30には標準で3つのゲームが付いてくる。これらを実際にプレイしてみたが、携帯ゲーム機のような操作感で遊ぶことができた。特に上下ボタンが使いにくいTシリーズでは、上下左右の移動といった操作がしやすくなった。

　ただ、「Palmならでは」のゲームには画面をタップするものが多く、また最近のゲームでは上下スクロールやメニュー選択などはジョグダイヤルが使えるようになっている。つまりPEGA-GC10が力を発揮するのは、「上下左右の移動」という操作があるゲームだけ、ということのようだ。

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[濱田宏貴, ITmedia]

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