DDIポケット、「データ圧縮機能」をPRINに導入AirH"の体感通信速度を向上するサービスが無料で提供される。流れるデータを圧縮するもので、Web表示時間が最大で2分の1から3分の1になるという
DDIポケットは8月29日、同社が運営するISP「PRIN」に「データ圧縮機能」を導入すると発表した。AirH"ユーザーはPRINを利用してインターネットにアクセスする際に、流れるデータが圧縮され、データ送受信の体感速度が向上する。「Web表示にかかる時間が、最大で2分の1から3分の1になる」(DDIポケット)。開始は9月10日から、ユーザーは無料で利用できる。 利用には無料で配布される専用ソフト「Fourelle Venturi for Air H"-PRIN」をダウンロードしてPCにインストールする必要がある。対応OSはWindows 98/98SE/Me/XP/2000/NT4.0。AirH"の32Kパケット、128Kパケット、フレックスチェンジの各通信方式で利用できる。 データ圧縮により、得られる効果は3点。(1)Webページに含まれるJPEGやGIFなどのファイルを圧縮することで、表示までの時間を短縮する。圧縮率は4段階で設定でき、圧縮するほど画質は低下する。(2)送受信されるメールデータのファイルサイズを圧縮することで通信時間を短縮する。通信手段もAirH"に合わせて効率化される(3)ファイル転送時に転送されるデータを圧縮して通信時間を短縮する。通信手段もAirH"に合わせて効率化される。 対応する通信プロトコルは、Web閲覧に利用されるHTTPやHTTPS、メールに利用されるPOP3やIMAP4、SMTP、ファイル転送に利用されるFTP。圧縮するかしないかの設定をプロトコルごとに行える。 圧縮機能はモトローラと米Fourelle Systemsの協力で導入された。同様のデータ圧縮サービスは、日本通信のプリペイド方式のデータ通信サービス「bモバイル」で、既に提供されている。
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