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2002年9月4日　02:46 AM 更新

カジュアルCLIE「PEG-SJ30」〜ファーストインプレッション（1/3）

カラーハイレゾ液晶で2万9800円という価格、小型化されたボディ……PDA初心者をターゲットに発売される「PEG-SJ30」の機能や使い勝手をさっそく試してみた

　CLIEの新モデル「PEG-SJ30」を語る上で外せないのは、「新しい小型のボディ」の使い勝手だ。従来シリーズの幅はほぼそのままで、縦がT650Cより約1.5センチ短いSJ30は、日本語版Palm OS搭載デバイスの中では最小である（英語版を含めるとTreo 90がPalmデバイスとしては最小）。ほかのPalmデバイスよりも1センチ以上、縦が短いので、見た目でも小さくなったことが分かる。

小型化されたボディは使いやすい？

　ところが実際に手にしてみると、思ったより小さくは感じない。この種のデバイスは側面をつかむようにして持つため、横幅や厚みはハンドリングに影響するが、縦の長さはさほど関係ないからだ。ちなみに横幅や厚みはNシリーズとほぼ同等で、持ったときの印象も似ている。

　可搬性がよくなったかどうかも微妙なところだ。重量も従来機種に比べて特に軽くなったわけではない。

機種名	サイズ	重さ
PEG-SJ30	104×71.8×16.8ミリ	139グラム
PEG-Sシリーズ	114.7×70.9×15.2ミリ	122グラム
PEG-Nシリーズ	118.5×71.0×16.8ミリ	160グラム
PEG-Tシリーズ	118.0×71.8×12.5ミリ	140グラム
PEG-NRシリーズ	136.6×72.3×16.7ミリ	200グラム
Palm m515	114.0×79.0×13.0ミリ	139グラム
Treo 90※英語版のみ	107.0×71.0×16.5ミリ	114グラム

左からPEG-N700C、PEG-T600C、PEG-NR70V、PEG-SJ30。PEG-T600CとPEG-SJ30は兄弟、PEG-NR70Vとは親子に見えるほどサイズの違いはインパクトがある

本体を持つときは上部面には触れないため、縦に長くても、さほど持ちやすさは変わらないのだ

[濱田宏貴, ITmedia]

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