ドコモ、待ち受け125時間の東芝製FOMA発表 東芝製のストレート型FOMA「T2101V」が9月27日から発売される。重量を110グラムに抑えたほか、連続待受時間125時間を達成した
ドコモは9月20日、東芝製のFOMA端末「FOMA T2101V」を発表した。FOMA端末として最長の連続待受時間125時間を達成し、重さも110グラムに抑えた。価格はオープンプライスで、9月27日から発売される。 これまで発売されたFOMAは待ち受け時間が55時間程度で、バッテリーのもちの悪さが指摘されていた。T2101Vでは、125時間と倍以上に伸びたことで300時間以上が当たり前のPDCに近づいた。 機能的には、iモードやiアプリ、テレビ電話、iモーション(動画配信)などに対応している。液晶上部に回転するCMOSカメラを備え、自分を撮影することも可能。画素数は10万画素となる。 また、静止画専用メモリを1Mバイト、動画専用メモリを1.4Mバイト、共用メモリを2.8Mバイト搭載した。動画なら最大30秒までの映像を最大200件、合計で960秒保存できる。静止画は最大300枚の保存が可能。 テレビ電話機能にも凝っており、着信したテレビ電話を最大4件録画できる「テレビ電話伝言メモ機能」や、あらかじめ設定したテレビ電話機から自動的に接続してテレビ電話を開始できる「遠隔監視機能」、ファイルとして保存された動画や静止画を、テレビ電話の相手に再生して見せられる「通話中ファイル再生機能」を備える。
ディスプレイには1.8インチのポリシリコンTFT液晶を採用。最近の折りたたみ型端末に比べるとサイズはやや小振りだが、横176×縦180ピクセルと高精細になっている。着信メロディは16和音。 主な仕様は以下の通り。
関連記事 東芝、FOMA端末を参考展示 「ほぼ確定スペック」と東芝が語るFOMA端末が参考展示された。頭の部分に回転するカメラが飛び出した、独特のデザインを持ったビジュアル端末だ。 東芝FOMA端末を投入、年内にさらに数機種〜ドコモ定例会見 ドコモの定例記者会見で立川社長は、まもなく発売する東芝製のストレート型ビジュアルタイプFOMA端末を披露した。クリスマスシーズンに向けてさらに数機種を市場に投入する予定 FOMAはどうして電池が持たないか? サービスエリアは拡大し、端末の価格もこなれてきたものの、“待ち受け55時間”というバッテリー駆動時間の短さは相変わらずFOMAのウィークポイント。しかし、FOMAのチップセットには消費電力に関しても「工夫する余地がかなりある」と東芝の担当者は語る。 関連リンク NTTドコモ ニュースリリース NTTドコモ [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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