ドコモ、iモードメールのヘッダ情報を提供へドコモは迷惑メール送信の抑止効果を狙い、希望するユーザーに、メールのヘッダ情報の提供を行う。10月1日から
NTTドコモは9月20日、迷惑メール対策の一環として、インターネットからのiモード宛メールのヘッダ情報の提供を始めると発表した。10月1日から。 PC宛の迷惑メールではメールの送信経路などを記したヘッダ情報を見ることができるが、iモードメールでは詳細なヘッダ情報を確認できなかった。ドコモでは「ヘッダを見ても、差出人を特定することは現実問題として難しい」としているが、迷惑メールを受信したユーザーにより詳細な情報を提供することで、全体的な抑止効果を狙う。 受信したメールのヘッダ情報を希望するユーザーは、ドコモに申し出ることで特定の一週間分のメールヘッダ情報をフロッピーディスクなどで受け取れる。窓口としては専用の電話番号などを用意するという。サービス自体は無料だが、別途送料がかかる。
関連記事 「未承諾広告※」、受信拒否の矛盾 DDIポケット、J-フォンに続きドコモが「未承諾広告※」が記載されたメールの受信拒否を開始する。一見、効果のありそうなこの対策だが、法律を守っている“優良”迷惑メールしかブロックできないという矛盾がある 迷惑メールは法律で取り締まれるのか ドコモの資料によれば、1日平均9.5億通のメールのうち、ユーザーに届くメールは約1.5億通。存在しないあて先へのメールは約8億通に上るという。総務省と経済産業省の担当者がMCF、JAIPA共催のセミナーに登場、7月1日に施行された迷惑メール対策法について語った 迷惑メール関連記事 2001年、携帯電話に届く迷惑メールが社会問題となった。付随してメールの遅延も起こった。各キャリアはさまざまな対策を行い、法整備も進められているが、いまだに問題は解決していない。 関連リンク ドコモ ニュースリリース [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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