Mobile:NEWS 2002年9月24日 02:37 PM 更新

iモード、EZweb、J-スカイを選ぶ、それぞれの理由

iモード(ドコモ)が選ばれた理由は、“通話エリア”という基本的なところが大きかった。逆にEZweb(KDDI)では基本料金の安さ、J-スカイ(J-フォン)ではメール料金の安さを、ユーザーは選択理由として挙げている

 「iモードは通話エリアの広さ、EZwebは基本料の安さ、J-スカイはメール料金の安さが選択のポイント──」。情報通信総合研究所がディーツーコミュニケーションズとインフォプラントの協力を得て実施した調査で、こんな実態が明らかになった。

 携帯3社について、各ユーザーに選定理由を尋ねたところ、iモード(NTTドコモ)は規模の大きさがポイントになっているようだ。57.5%が「通話エリアの広さ」、49.8%が「仲間が使っている」、31.1%が「通信会社のブランド」を理由として挙げた。

 EZweb(KDDI)はcdmaOneの通話品質の良さのほかに、料金面のお得感が選定の決め手になっている。59.5%が「基本料金が安い」、31%が「通話品質がよい」、27.5%が「通話料金が安い」としている。

 J-スカイ(J-フォン)はメールおよびカメラがポイント。64%が「メール料金が安い」、58%が「基本料金が安い」、36%が「カメラ機能が使える」を選定理由として挙げた。

 また、通話/メール/Webの3つの機能について、利用時間比率を尋ねたところ、EZwebユーザーは通話の利用比率が高く、J-スカイユーザーはメール比率が高かった。


通話/メール/Webの利用時間比率

 iモードユーザーについての詳細調査も併せて行われ、PCとiモードの併用ユーザーは64%に上り、併用ユーザーのほうがiモード利用が活発だということも分かった。併用ユーザーはメールやWebだけでなく、音声通話回数も多い。

PCインターネットの有無通話回数(回/日)メール送受信数(通/日)Web閲覧時間(分/日)
PCインターネットを利用している6.1225.9324.77
PCインターネットを利用していない5.4424.4217.04

 iモードユーザーに今後利用してみたいサービスを尋ねたところ、どの年代でも「動画サービス」「高速データ通信サービス」への期待が大きかった。年代によって差が大きかったのが「決済サービス」で、10代では3%以下だったのに対し、年齢が上がるにつれ数値は上昇。40歳以上では15.6%に達した。


今後利用したいサービス(iモードユーザー)

 調査はiモード、EZweb、J-スカイのWebを使って8月5日から19まで行われた。有効回答者数はiモードが3000人、EZweb、J-スカイが各200人。

関連リンク
▼ 情報通信総合研究所
▼ ディーツーコミュニケーションズ
▼ インフォプラント

[斎藤健二, ITmedia]

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