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2002年9月24日　10:28 PM 更新

SGIとセーバー、携帯向けに動画をリアルタイム変換する技術を開発

　日本SGIとセーバーは9月24日、ネット上の動画データを携帯電話で表示できるようにリアルタイムに変換して配信するシステムの提供を開始したと発表した。携帯向けリアルタイム動画変換技術は世界初としている。

　セーバーが開発した変換ソフト「mini-it BB」を、両社共同で提供する。同ソフトは、PC向け動画ファイル（AVI、MOV、MPEG-1/2、WMV）を、NTTドコモ端末向け「iモーション」や、au端末向け「ezmovie」にリアルタイム変換して配信する。受信側の端末や機種は自動的に判別し、最適な形式に変換する。ファイル分割機能も備え、メモリに限りがある携帯電話でも大容量ファイルの再生が可能だとしている。

　配信側は、PC用の動画データだけを用意しておけば、PCと携帯電話の両方に動画を配信でき、コンテンツ活用を効率化できる。NTT東日本とNTTビズリンクが提供を検討しているコンテンツ変換サービスに採用される予定。

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