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2002年9月26日　03:07 PM 更新

富士通がモバイル通信サービスに参入　DDIポケット回線を利用

富士通はモバイルデータ通信サービス「mobile＋」を10月1日から始める。DDIポケット回線を利用し、企業向けIP-VPNサービスの1メニューとして追加する

　富士通は9月26日、モバイルデータ通信サービス「mobile＋」を10月1日から始めると発表した。DDIポケットのPHS回線を利用し、最大128Kbpsのパケット通信サービスを提供。企業向けIP-VPNサービスの1メニューとして追加する。

　社内イントラネットへのアクセスに必要な認証サーバなどのシステムに加え、PHS通信回線と通信カードを含めたトータルなサービス。料金は定額制を採用し、通信カードが1枚2万6000円、128Kbpsパケット通信利用料が1ID当たり月額8500円など。

　約1000社に採用されているIP-VPNサービス「FENICSビジネスIPネットワークサービス」のメニューに追加する形で提供する。外回りの営業マンが出先から社内SFA（Sales Force Automation）システムにアクセスしたり、製薬会社のMRが病院から社内の医薬品情報データベースを参照する、といった用途を想定。1年間で300社への導入を見込んでいる。

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