Mobile:NEWS 2002年9月27日 08:11 PM 更新

第2四半期の携帯電話販売、カメラ端末好調で減少幅が改善


 ガートナージャパンは9月27日、今年第2四半期の国内携帯電話販売実績をまとめた。販売台数は996.1万台で前年同期比9.9%のマイナスだったが、同第1四半期の同22.0減と比べると減少幅は改善。「回復フェーズに入りつつある」としている。

 第1四半期との比較では、販売台数は11.9%増加した。ただ新規契約は第1四半期と比べ減ったが、カメラ端末を中心に買い替えが活発になっている。


 ベンダー別では、NEC(16.5%)が6四半期連続でトップをキープ。だがNTTドコモ端末向けで松下通信工業とシャープから激しい追い上げを受け、NECのシェアは継続的に減少傾向にある。2位は松下(15.3%)で、ドコモ向け製品が好調でNECとの差を大きく縮めた。シャープ(14.9%)はカメラ端末でブランドを確立、激しい3位争いから抜け出してポジションを不動に。特にドコモ向けカメラ端末が好調で、NECと松下に迫る勢いだ。

 機能別に見ると、カメラ端末が全体の31.6%に当たる314.6万台に達した。またJava端末も全体の5割を初めて超え527.1万台となった。ただ「カメラ端末の多くがJavaに対応しており、Javaではなくカメラを主目的として購入した層も少なからず存在する」とみている。

 今年下半期はカメラ端末を中心に好調に推移するとしており、第3四半期には前年同期比でプラスに転じると予測。ベンダー別シェアはカメラ端末の動向次第で流動的な状況が続くとみている。

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[ITmedia]

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